「唄三線で触れる琉球音楽の世界」withいとパン/井栗地区人生塾 開講式 | 「その女、善良につき」

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三線愛好家 & 三条市ボランティア連絡協議会会長 きよ里が書いております。どうぞよしなに。

井栗公民館で開講される「人生塾」の第一講講師をつとめてまいりました。相棒は、「西蒲区が生んだ奇才」ことジャズギター・伊藤"いとパン"学さんです。

85分にわたる長い講義となりましたが、みなさま集中してたいへんよくお聴きくださいました。ありがとうございます。

私ごとき若輩者が、60才以上の方へ講義なんておこがましいことこの上ないのですが、好きな沖縄音楽のことを聴いてくれるというのなら、そりゃ、話します。


三線の歴史から、琉球弧を形成する島々、その言葉の違い、そして代表的な民謡の実演(いとパンさんのジャズギターアレンジつき)、手遊びなどもまじえてお送りいたしました。

お楽しみいただけたでしょうか。

民族音楽だからとか、知らないところの知らない歌はつまらないとか、そういう思い込みで情報をシャットアウトすると、もったいないよ。という思いをお伝えしたつもりなのですが、伝わりましたでしょうか?

 

受講生の方がキレイなお花を用意して待っててくださいました。
ありがとう!



今回担当してくださった公民館スタッフの新田さんです。
いとパンさんは6/17(土)開催予定の「封印特殊歌謡音楽祭」(既に前売りチケットは完売しました。ありがとうございます。)のフライヤーを持ってます。

井栗公民館のまわりは田園地帯で、前庭には花が咲き乱れ、水田を渡る風が湿気を含んで涼しく、ほんとうに気持ちのよい新潟の初夏を、半日気持ちよく過ごせました。
これから人生塾は秋に向かって7回行われるそうです。
生徒のみなさま、健康で完走してくださいね。

ちなみに、三条市内の公民館で行われる、生涯学習事業での演奏は、年内あと2回予定があります。

◇12/20(水) 大崎公民館「おおさき倶楽部」

  「三線の響きで学ぶ島々の民謡」

◇12/21(木) 大島公民館「ことぶき学級」

  「公開講座「はじめて聴いても懐かしい~癒しの琉球音楽~」

 

どちらも受講の申込は既に締め切っていますが、たとえば、
「自団体の来年度事業の参考にしたい」
等のご希望で、1回だけ見学することはできると思います。上記会場へご相談ください。

こういった生涯学習事業では、人生の大先輩方へ、曲がりなりにも「ためになること」をお伝えする役割なので、気負ってしまいます。
ただ良い演奏をして、よかったね、だけでもいいのかもしれませんが、せっかく意識の高い方が集まっているのに、私が三線を通じて「いいな」と思ったことを聴いていただかない手はない。だって話したいよぉ。
結局、そういう気持ちで、とても講師とは言えないレベルなのですが、三線おみやげ話みたいなのをのどかに聴いていただいています。いいのかな?タイトルも自分で考えてるから、嘘のない程度にはなってると思います。
まだまだ勉強中ですが、講義のご依頼があれば応じますので、ご検討ください。