こんにちは。
今回も数あるブログの中から
こちらにお越し下さいまして
誠にありがとうございます。
＜幸田先生の言霊＞
知恵とは、
「知ったということは恵まれている」
ということ。
前に「知恵」ということについて
「恵まれていることを知る」
という定義がありましたが
今回は、こういう捉え方です。
これはどういうことかというと
たとえば、Ａさんという人が、
自分にとって、
何かイヤな言動をしてきた、
とします。
この場合、
「あ、こういうことをされると、
イヤなんだな」
ということを「知る」わけです。
それが、
自分だけがイヤなのか、
それとも他の人がもしされたとしても
イヤなことなのか、
という違いはあると思いますが
ともかく、
「こういうことをされると
嫌がる人もいるんだな」
ということを、
身を持って「知る」わけですね。
で、知ったらどうするのか、
ということですが
「じゃあ、少なくとも自分は、
他の人にそういうことは
しないようにしよう」
と思ったりするわけです。
この
「少なくとも自分は…」と思えたのは
Ａさんが自分に、
そのイヤなことをしてくれたから、
という考え方も出来ると思うんですね。
別の言い方でいうと
Ａさんが教えてくれた、
とも言えるでしょう。
で、それがイヤなことなんだと
教えてもらえて、知ることができて
そこから自分の行動も
気をつけるようにしよう
と思えるようになった、
と考えることも
できるんじゃないかなと思うんです。
Ａさんのおかげで
自らの行動に
気をつけるきっかけを頂けた、
という意味で
「知ったことは恵まれている」
ということなのです。
知った、ということは
それを教えてくれた誰かや
何かが必ずある、
ということです。
ここまで書いていて、
ちょっと理屈っぽくなっちゃったな
と思うので
実際の例で書きますね。
仕事関係のお得意様で、
人は悪くないんですが
何か話す時に高圧的というか、
威圧的にものを言って
言葉づかいも荒くて
何か脅すような感じで言ってくる
Ｓさんという方がいました。
そのＳさんの、
高圧的、威圧的なところとか
脅すような口調を、すごく僕自身、
イヤだなと思っていました。
恐怖、でした。
で、この前のIRMの勉強会の時に
ご参加の皆さんの前で
体験談の研究発表をしたのですが
自分では普通の感覚で
行ったのですが
幸田先生から
「あの熱量で、あの近さでやったら、
ちょっと威圧感がありますね」
というアドバイス（注意）を
頂いたのです。
自分では感じていなかったのですが
僕は身長が１８０センチ、
体重も７５キロくらいあるので
けっこう、身体だけでも
威圧感があるらしいのです。
それで、
身ぶり手ぶり
大きくやるもので…
そのことと
「知ったことは恵まれている」で、
気づいたんです！
Ｓさんは、
僕自身の姿を映してくれてたんだと。
Ｓさんは、
自ら憎まれ役、嫌われ者になって、
身体を張って
そのことを教えてくれてたんだと。
（Ｓさんに聞いたら、そう答える、
という類いのものではありません。
そういうものではないのです）
もう本当に、
すごい感謝の念がわいてきました。
涙が出てくるほどに。
で、感謝の念がわくだけでは、
正直、足りません。
何が必要かというと、
それで、自分の行動を改める、
ということが必要になってきます。
それがないと
「よくないとわかっていて（気づいていて）、
それを改めない」
みたいな話になってしまいますので
かえってよくないのです。
※
よくない、というのは
道徳的によくないとかいうことよりも
改めないでいれば
前と同じ体験をすることになるから
自分自身にとって、
あまり心地良くないんじゃないでしょうか、
という意味の「よくない」です。
ですので、
それに気づいてからは
極力、威圧感を出さないように
気をつけてやっています。
すごく、これだけでも、
人当たりとか、物腰とか
そういうのを勉強させて頂く
大きなきっかけを頂けたと思います。
これで、どうなっていくか、
何か変化はあるのか、
そして、Ｓさんに対して
どう接していけるようになるのか等、
また折があったら、お伝えしますね。
最後までお読み下さいまして
誠にありがとうございました。
あなたにとって
今日も最高にハッピーな
１日でありますように！
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次回の勉強会は
６月５日（日）です。
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