ちゃんと相手がいますか?
先日、陰陽五行セミナーを開催。
基礎&応用編ね。
語りました。
気持ち良く(笑)
特に応用編ではね。
相対的な観方について。
とくとくと。
しつこいくらいに。
「相対的」
陰陽五行の世界では、よく目にする言葉。
で、常々、疑問に思ってたの。
「ラベンダーの精油は、五行の属性では金に分類される。」
陰陽五行で精油を分類した本に書かれてたの。
炎症を鎮め、心を沈静化させるからだって。
なるほど。
確かにその観点ではそうかもね。
以前は全く疑問に思わずね。
へえ~、そうなんだって。
知識として仕入れてたの。
けど、「観方」を意識した現在。
違和感を持ってしまいます。
これは、アロマだけじゃなくてね。
薬膳の漢方茶とか。
ハーブティーとか。
最近、陰陽五行関連の書籍がね。
出版されることが増えてきたんだけど。
書き方がみんな同じ。
「○○は△である。」
相対じゃなく絶対なのね。
では、間違ってるのかって?
いえいえ、全然。
非常に有効な知識です。
ただ、その知識を実生活でうまく活用するにはね。
やはり「観方」が必要だと。
でないと、その知識にね。
とらわれて振り回されかねないから。
冒頭のラベンダーの精油だけどね。
別の本にはね。
「火」って分類されてたの。
血液循環を良くし、心を安定させるから。
なるほど、そうも観られるよね。
でも、そうなるとね。
これから学ぼうという方はね。
混乱しちゃうだろうな。
「どれが正しいの?」
いまは、精油の例を挙げたけどね。
人生でも同じことで悩むでしょ。
「どれが正しいの?」
私がそうでした。
自分が正しいと思う「正論」でね。
異なる意見を持つ相手にね。
「それは間違っている」
って云い負かそうと。
当然、敵も多くてね。
ナイフみたいに尖っては。
さわる者みな傷つけてました(笑)
云い負かしたところでね。
気持ちイイわけではなく。
自分のほうが正しいんだと。
ほんのひと時、安心できただけ。
恐れの裏返しだったんですね。
正しいか、間違っているか。
二者択一の絶対的な世界。
しんどいんです。
しかも重い。
自分も、相手も。
陰陽五行をね。
「観方」として解釈するとね。
楽になりました。
生き方が。
だから、観方を伝えたい。
「絶対」から「相対」へ。
どうしたら、わかりやすく伝えられるか?
う~ん・・・「定義」だな。
陰陽五行とは何かって。
ラベンダーが「金」だったり、「火」だったり。
それも定義が曖昧だったり。
著者によって、異なったりするから。
私は、こう定義しました。
陰陽五行とは・・・
「相対的な作用の関係」
まだ、わかりにくいですよね。
「ラベンダーは金である」
これ、相手がいないでしょ。
ラベンダーだけで「金」って云い切ってるでしょ。
「対を絶つ=絶対」
絶対的ね。
「相対(あいたい)する=相対」
相対的に観るなら、相手がいないとね。
ラベンダーの精油なら。
その匂いをかぐ私が「相手」。
私がラベンダーの匂いをかいでね。
「きゅっ」となったら、「金」ってこと。
この場合、「きゅっ」となるのはね。
物理、生理、心理。
どれでもOK。
東洋の視点の特徴はね。
この三者に境界線がない。
三位一体ってこと。
物理、つまり、カラダ。
例えば、皮膚ね。
ラベンダーの匂いをかいでね。
皮膚が「きゅっ」と引き締まる。
皮膚という物理に。
引き締まるという生理作用が。
そんな時はね。
心も「きゅっ」と締まります。
律する状態になる。
そういう作用が現れたらね。
「ラベンダーの精油の匂いを嗅ぐと、私には金に作用した。」
と云えるわけ。
もちろん、「いまその瞬間の私」ね。
「明日の私」も同じとはかぎらない。
この世は常に変化し続ける。
変化するのはね。
私だけでなく、精油も。
「時間の経過」という変化が。
「ラベンダーの精油」と「私」との相対的関係。
それを「陰陽」でも表現してもいい。
「五行」で表現してもいい。
「三才(天地人)」でも、「八卦(乾、坤・・・)」でも。
どれで観てもいい。
けど、関係性だからね。
相手がいないと成り立たない。
セミナーではね。
ラベンダーの精油を用意してね。
参加者のKさんに匂いを嗅いでもらいました。
で、その時にKさんの脈を取ってね。
どう変化するかをチェック。
私だけでなくてね。
脈ナビ受講済みの参加者のみなさんにも。
「あっ、脈が突き上げます。」
そう、わずかですが昂って突き上げました。
先へ先へ。
上へ上へ。
自然界では春に旺盛になるエネルギー。
こういう作用をするエネルギーを「木」と云います。
四千年前のおじちゃんがそういう名前をつけちゃった。
象徴として。
だから、何でもいいんだ。
それっぽかったら。
私は「むくむく」にしています(笑)
脈拍の変化という生理現象からね。
「(某メーカーの)ラベンダーの精油は、(その時の)Kさんに木の作用をもたらした。」
という関係性が成り立ちました。
では、冒頭のね。
「ラベンダーの精油は、金や火である」
というのは間違い?
いえいえ、早まらないでください。
もちろん、脈拍が金の変化をされる方もいらっしゃるだろうし。
Kさんも金の変化をする時もあるだろうし。
その時は、「炎症を鎮め、心が沈静化する」んだろうなって。
また、「火」の関係性になる時はね。
「血液循環が良くなって、心が安定する」のだろうし。
ちゃんと本に書いてある知識が役に立ちます。
観方さえ備えていればね。
混乱せず、知識が活かせます。
えっ、アロマに興味がないって?
アロマのことをお伝えしているのではありません。
それを例に挙げてね。
この世の「観方」をお伝えしているのです。
何にでも応用できます。
「観方」ですから。
例えば、私。
「木」の「むくむく」エネルギーが旺盛でね。
『くだモン』や『くせモン』を作ったり。
調子ノリで好奇心旺盛。
磯野家でいうカツオ的存在。
自分でもそう思ってます。
相手からもそう観られていると思ってました。
ところが、セミナーを何度も主催してくれたYさんがね。
>いつも真面目じゃん。
>真面目じゃない谷田さん知らない。
えっ、そうなの?
私のなかでは、「真面目」って自覚ないんですが。
「谷田学は、お調子者の木のエネルギーが旺盛である。」
と絶対的に思い込んでたのにね。
「(いまの)谷田学は、(いまの)Yさんにとっては、きゅっと真面目な金のエネルギーを強く観じる」
相対的関係であったということ。
この世は相対しないとね。
体験できない。
気づけない。
Yさんという客観的視点があったからこそね。
自分の中の「真面目」という特性に気づくことができました。
それって、嬉しいよね。
さらに、嬉しかったのがね。
基礎編を受講されたNさん。
お顔も、身体も。
発言も、行動も。
すべて「金」の特徴を色濃く醸し出されています。
「きゅっ」としてるからね。
凛として、しっかりしてるように観られる反面。
愛想なく、クールに観られることも。
また、発言も「きゅっ」と締まって、裁いちゃうからね。
きつく受けとられることも。
ご本人に全くそんな自覚はありません。
で、そんなご自分が好きになれませんでした。
>私、ずっと見るからに優しそうな善人に憧れてました。
>昨日、みなさんの話を聞いたりして、何だろう、
>私も自分を活かした生き方をしたいな、
>と吹っ切れる部分がありました。
>いつも、どこかちくはぐな自分を、感じてました。
>顔立ちも金なんですもんね~。
>仕方ないな、といい意味であきらめ。
>金にしかできない良さがあって大切なのは、バランスですもんね。
これって、スゴくない?
この気づきって。
しかも、
「辛口なコメントだな~(笑)」
って、私がよく云うものだから。
>嫌味ない、アクがない、悪気ない、三拍子揃った愛されるコメンテーターでいくとします。
>イメージは、早見優の『夏色のナンシー』の出だしみたいな。
♪嫌味なーい イェイ アクがなーい イェイ 悪気なーい イェイ ・・・
そんな昭和ネタのツボを突かれたら。
『冬色のキョンシー』だろうと熱唱しちゃいます(笑)。
Nさん、年齢がバレますよ。
ブログ引用の許可を頂く時もね。
Nさんなら匿名でも人前にメッセージをのせるのは苦手かもって。
心配してたんだけど。
即レス、ご快諾。
あら、意外。
>私にしかできない優しさでいいんだ、
>自分らしいバランスを見つけたらいいんだと思えた、
>恩返しです。
>美人のNさんにしといてくださいね~
だって(笑)
嬉しいよな~。
こんなこと、云ってもらえるんだもん。
Nさん、これまでどおりに。
バサバサぶった切ってもらって結構ですよ。
ちょっとMな悦びに目覚めたかも(笑)
観方が変われば、生き方が楽になる。
セミナーでもそのことをお伝えしたい。
「○○は△である。」
云い切るのが口グセなあなた。
相対的を腑に落とすチャンスです。
今回は、東京・荻窪で「陰陽五行&経絡ストレッチ」の2days。
どちらか一日だけでも受講できます。
主催頂くのは、高森恵 さん。
マクロビオティック、ローフード、メンタルケアの融合。
『メグロビオティック』を主宰されてます。
はい、ご案内は以下のとおり。
< 陰陽五行セミナー基礎編 in 荻窪 >
1.日時
平成27年1月31日(土)10~17時 ※昼休憩1時間含む
2.場所
日大二校 から徒歩1分
※申込受付後に詳細な場所をご案内
3.定員
12名 ※1/13会場変更に伴い増席
4.参加費
15,000円
5.内容
(1)この世はどうやってできたのか?
→なぜ、日本人は『八百万の神』なのか?
(2)易に学ぶこの世の法則
→なぜ、かわいい子には旅をさせるのか?
(3)陰陽を学ぶと使える5つの法則
①第1・3法則 一極に偏るほど水面下で対極も大きくなる
→なぜ、高所恐怖症の人は足がすくむのに下を見るのか?
②第2法則 この世はフラクタル
→なぜ、回覧板を手渡しすると領土問題が解決するのか?
③第3法則 相対的であるものは相補的でもある
→なぜ、銭形警部はいつまでも元気なのか?
④第4・5法則 陽極まれば陰となる
→なぜ、高田純次は鬱にならないのか?
(4)陰陽のなかに陰陽あり
→なぜ、燃え盛る炎にも陰があるのか?
(5)陰陽から五行へ
→なぜ、陰(金、水)と陽(木、火)に土が加わったのか?
(6)土が持つ裏の顔
→なぜ、季節の変わり目に「ご自愛ください」なのか?
(7)土は旺じない
→なぜ、「木火金水土」ではなく、「木火土金水」なのか?
(8)象が形をつくる
→なぜ、東洋哲学には「象」が頻繁に登場するのか?
6.申込方法
件名「谷田学 どぅる~んセミナー@メグロビサロン申込み」にて
(1)お名前(ふりがな) (2)ご希望の日にち (3)ご連絡先電話番号 (4)ご連絡先アドレス
主催者高森恵 さん:megu.intertherapy☆gmail.com 宛に☆を@にかえてお申込みください
以上
< 経絡ストレッチセミナー基礎編 in 荻窪 >
1.日時
平成27年2月1日(日)10~17時 ※昼休憩1時間含む
2.場所
日大二校 から徒歩1分
※申込受付後に詳細な場所をご案内
3.定員
6名
4.参加費
15,000円
5.内容
(1)OSを『東洋』に入れ替える
・太極図に観る見える世界と見えない世界
・象(かたち)が形をつくる
・人体は球体
(2)どちらでもあり、どちらでもない
・呼吸 → 吸うでもなく、吐くでもなく
・目 → 開くでもなく、閉じるでもなく
・意識 → 集中するでもなく、広げるでもなく
(3)イメージで経絡を伸ばす
・直線ではなく、円
・弓なりにたるませず
・大きく描くほど、よく伸びる
(4)『どぅる~ん』で枠をハズす
・頑張ると融けない
・丹田だけは意識を込める
・押さずに待つ
(5)8つの基本ポーズを体験する
①任脈のポーズ
・云いたいことをこらえて我慢しているあなたに。
・抑圧された感情が胸を詰まらせる。
・胸の詰まりを解消し、目が輝く。
②督脈のポーズ
・椅子に座っりぱなしで姿勢が悪いあなたに。
・頭の使い過ぎが背筋を強張らせる。
・首、背中、腰がほぐれて、頭スッキリ。
③肺・大腸のポーズ
・ため息ばかりついてるあなたに。
・気を遣い過ぎると肩の前側が凝る。
・胸が広がり、呼吸が楽に。
④脾・胃のポーズ
・胃腸が弱く、時間が来たから食べてるあなたに。
・首が凝る原因は食べ過ぎ。
・消化吸収能力を高め、ココロがゆるむ。
⑤心・小腸のポーズ
・鬱憤がたまりまくっているあなたに。
・肩甲骨内側のコリは心労。
・ココロがオープン、ストレス発散。
⑥腎・膀胱のポーズ
・根を詰めっぱなしのあなたに。
・冷え、夜更かしが腰をだる重くする。
・背中、腰がスッキリ、集中力が復活。
⑦心包・三焦のポーズ
・緊張しっぱなしで脱力できなあなたに。
・頑張り過ぎが自律神経を失調させる。
・循環を促進し、カラダを温める。
⑧肝・胆のポーズ
・先のことが気になって仕方ないあなたに。
・イライラが片頭痛を起こし、目を充血させる。
・解毒能力を高め、ココロが伸びやかに。
6.申込方法
件名「谷田学 どぅる~んセミナー@メグロビサロン申込み」にて
(1)お名前(ふりがな) (2)ご希望の日にち (3)ご連絡先電話番号 (4)ご連絡先アドレス
主催者高森恵 さん:megu.intertherapy☆gmail.com 宛に☆を@にかえてお申込みください
以上
経絡ストレッチもね。
各ポーズごとに五行の属性があります。
はい、もちろん、相対的に(笑)
その意味がわかるとね。
セルフケアに活かせます。
だから、陰陽五行とセットがオススメ。
新春のお江戸でお会いしましょう。
では、今宵はこのあたりで。