伝える人のための経絡ストレッチセミナー in 大阪 | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

時代は、デュアル。




最初に申し上げておきますね。


今回は、運動指導者、セラピスト、医療従事者。

カラダに触れるお仕事に就かれておられる方。

「伝える」側の方が対象。



という前提で、お話を。



「まなブログ」をご覧頂いているあなた。

ということは、少しは東洋医学にご興味を?


ありがとうございます。

嬉しいですね。



西洋的観点でご活躍のみなさん。

解剖学、生理学、運動力学のスペシャリストさん。

コンディショニングやトレーニング。

施術やセッション。



現在でも十分活躍されてるのにね。

そこで「東洋」にもご興味を持って頂ける。

これは、嬉しい~。


まあ、お客さんに喜んで頂くのならね。

西洋も東洋もありませんよね。


けど、両者の視点は明らかに異なります。



西洋は、「見える世界」。

科学による再現性、普遍性、客観性が大事。


東洋は、「見えない世界」。

というより、「見える」と「見えない」がセット。

なおかつ、主観的。



この世界をどう観るか?

そもそもの観方が異なるのです。


西洋の観方でね。

東洋を評価することはできません。


「怪しい」

「こじつけだ」

「証明できない」


という結論に(笑)




東洋医学に興味を持たれたあなた。

でも、ちゃんと学べる機会ってないですよね?


鍼灸師でもね。

専門学校ではまともに習いません。

国家試験のための勉強がほとんどですから。


で、ほとんど解剖、生理、病理。

「気」なんて怪しいものにね。

お国が免許なんて出しません(笑)


東洋医学を実践的に学ぶには。

卒業してからね。

自分で学会を探さないと。


私は、すぐに辞めちゃいましたけど。

理由は訊かないで(笑)



鍼灸師でもなければね。

ほとんどそんな機会はありません。


で、本屋で買ってみたはいいけどね。

専門用語で意味不明。


しかも、書き方が抽象的。

なぜ、そうなるのか?

明確に書かれてません。


全部読み切らないうちにね。

心が折れます。


だから、他人に説明できない。

つまり、お客さんに伝えられない。

結局、仕事では使えない。


ですよね?



リアルでしょ。

私がそうだったからです(笑)


同業者組合や学会を退会した私。

それまでも師弟関係は一切なし。

ってことで、教えてくれる先生がいない。


我流なんです。

かなり遠回りしたと思います。


その代わりね。

あなたの気持ちがよくわかります。


「○○は△△である」


私が知りたいのはね。

なぜ、そうなるのか?

その理由が知りたい。


共通の法則を学んでね。

それを実践的に応用したい。


丸暗記は、もう満腹。

それまでずっとそうだったから。


それでは伝えられない。


伝えたいんです、私は。



東洋医学を学ぼうとされたあなた。

なぜ、挫折されたと思われます?


それはね。



東洋医学を学ぼうとされたから。



は?

意味不明でしょ(笑)



順番が違うんです。



「医学」



じゃなくて



「哲学」



こっちが先。



いきなり経絡やツボから学ぼうとしたでしょ?


なぜ、そんな経絡があって、ツボがあるのか?

そこは、説明してくれなかったでしょ?


とりあえず、肺の経絡があるから。

それを前提で。


で、肘に「尺沢」というツボがあって。

咳止めに効果があるからって。



私もそうでした。

で、今だから言えます。

それは、東洋医学ではありません。


なぜかと云うとね。


観方が西洋のままだからです。



パソコンで例えるならね。


「観方」とは、OS。


オペレーティング・システム。

Windowsとか、Macとか。



「医学」とは、アプリ。


OSが西洋のままではね。

「東洋医学」は正常に動作しません。



まずは、OSを「東洋」にインストールし直す。


あっ、「西洋」に上書きしなくていいんですよ。


どちらかでなく、どちらも。



その時に応じて使い分ける。

両方インストールしちゃえばいい。


「デュアルブート」


って云います。



Windowsの異なるバージョンどうしとか。

WindowsとMacとか。


実際にできるんです。

私もやってましたから。

起動時に選べるんですよ。


どちらにも強みがありますからね。

両方活かせるわけです。



その東洋のOSに当たるのがね。


「陰陽五行」


「医学」以前の「哲学」です。


この世界をどう観るか?


経絡もツボもね。

すべてその上に乗っかってるわけです。


えっ?

でも、難しそう?


確かにそういう一面もあります。


私も目の前の現象を全てね。

陰陽五行で説明しろって云われても。


毎回、アタマをひねって考えてますから。

それでも、答えが出ないことも多々。



でも、真理はシンプル。

例えれば、将棋と同じ。


将棋を始めたければ。

8種類のコマのね。

動かし方を覚えるだけ。


歩は、ひとマスずつ前にしか進めない。

角は、斜めにしか動けない。


とりあえず、それだけ覚えたらね。

将棋はできます。


根本的なルールは簡単。



でも、対局は深遠な世界。


プロ棋士とかスゴイですよね。

複雑な読み合い。

心理戦が繰り広げられます。


千年の歴史があってもね。

常に新たな戦法が生み出されてます。

ルールは、そのままなのにね。



簡単か、複雑か?


どちらかでなく、どちらも。


簡単な基礎を学んでね。

どこまで深い領域まで踏み入れるか?

それは自分次第。



陰陽五行もね。

根っこはシンプル。


・陰=むすんで=外から内へ、求心性のエネルギー。

・陽=ひらいて=内から外へ、遠心性のエネルギー。


・木=むくむく=上へ上へ、春の発展、成長のエネルギー。

・火=ぱぁーっ=外へ外へ、夏の繁栄、成熟のエネルギー。

・土=ぴたっ=どぅる~んと融合、土用の調和、変化のエネルギー。

・金=きゅっ=内へ引き締め、秋の凝縮、収斂のエネルギー。

・水=ぎゅ~っ=内へ中心へ、冬の凝固、内燃のエネルギー。



これだけ。

これらが複雑にからみ合います。


これですべての事象がひも解けます。

もちろん、経絡もツボも脈も。


私もまだほんの入り口。

毎回、アタマをひねってます。


けど、自分で応用して考えてますよ。

そこが以前と違います。


丸暗記してた頃よりね。

断然おもしろいし、役立ちます。


実際に臨床でも使ってます。

ほんとに効果あるし。




例えば、ストレッチ。

これは、「アプリ」。


西洋のOSではね。

見える世界。

筋を伸ばします。


正しいも間違ってるもありません。

そのOSでは、そういう動作をするのです。



けど、同じストレッチというアプリ。

東洋のOSで起動させるとね。


局所の筋を意識せず。

経絡という肉体を超えた見えないラインを意識します。


怪しいでしょ?

カラダを突き抜けて、空気中の何にもないところまで。

そんなことして、どうなるんだ?


だって、東洋ではね。

何にもないカラダの周辺まで「見えないカラダ」。

気というエネルギーが流れてます。



東洋では「見える」と「見えない」がセット。


「見える」の裏にはね。

「見えない」が必ずついてくる。


「見えない」を意識するとね。

「見える」もちゃんと変わるんですよ。


これ、当日、体感してください。

ウソだったら、受講費、全額返金します。


だから、普段「見える」でお仕事をされてるあなたにもね。

必ず活かしてもらえるんです。


内容はそのままでいいんですよ。

ただ、「見えない」を意識するだけ。

それだけで、「見える」の効果を変えられます。


効果を「高める」のではありません。

同じモノサシでは計れませんから。

幅が広がるのです。



しかも、哲学だからね。

カラダだけのテクニックじゃないんです。


「陰陽五行」というメガネをかけるとね。


「心理=生理=物理」


がつながります。



例えば、肝経の太衝というツボが凹んでいるとすればね。


・物理=爪ももろくなり、筋もひきつりやすい

・生理=肝機能が低下し、解毒能力も落ちている

・心理=イライラしやすく、気持ちが前のめりになっている



これらが推測されます。



さらに、全てのジャンルがつながるからね。


酸味を摂って、肝の気を補う。

新しいことにチャレンジして、肝の伸びやかさを補う。

肝のエネルギーが旺盛な青少年と交流の場を持つ・・・とかね。



何でもアリです。

「医学」じゃないんです。

観方であり、哲学であり、宇宙法則だから。



その上でね。

経絡ストレッチをご体験頂きます。


だから、各ポーズの意味がわかります。


例えば、「腎・膀胱」のポーズが取りにくい。


その意味をお客さんに伝えられます。



原因として、睡眠不足、冷え、根気を要する作業など。


考えられる影響として、


・生理=水分代謝、粘膜機能、生殖能力、排泄機能、熱産生など

・物理=白髪、歯や骨がもろくなる、かかとがガサガサなど

・心理=慎重になる、恐れやすい、根気がないなど


対策として、


・良質の睡眠を取る

・冷やさない、特に足の裏。

・温かい水分をこまめにとる


他にも


・五味のうち、鹹(しおからい)味を少し多めに摂る

・静かな場所で瞑想する

・親しい友人に悩み事を聴いてもらう


ってかんじで、いくらでも。


おもしろそうでしょ?


はい、セミナーのご案内はこちら。



「伝える人のための経絡ストレッチセミナー」


~ひらがな五行で観るポーズの意味~



1.日時


1日目:平成26年3月29日(土)10:30~17:30 (昼休憩1時間含む) 受付10:00~


2日目:平成26年3月30日(日)10:00~17:00 (昼休憩1時間含む) 受付9:30~


※2日間セットでの受講となります。



2.場所


住吉公園 体育館会議室(和室) ※更衣室あり


大阪市住之江区浜口東1-1-13

南海本線「住吉公園」駅下車すぐ



3.対象


運動指導者、セラピスト、医療関係者など


※詳細は主催者にご確認ください。



4.定員


12名



5.参加費


30,000円



6.内容


(1)なぜ、イメージが大切なのか?


 ・「象」を「ゾウ」と読まない東洋哲学

 ・足裏のタコは食べ過ぎのサイン

 ・人体も球体



(2)白黒つけない東洋の観方


 ・息を吸うでもなく、吐くでもない。

 ・目を開けるでもなく、閉じるでもない。

 ・意識を集中するでもなく、寝るでもない。



(3)カラダも陰陽五行からできている


~自然界と相似した各ポーズの意味~


 ①冷涼 「むすんで」の「陰」 任脈のポーズ


  ・陰の経絡の親分

  ・言いたいことを抑えると胸が詰まる

  ・祝開通で気分が晴れる

  ・チェックするツボ 膻中(任脈)


 ②温暖 「ひらいて」の「陽」 督脈のポーズ


  ・陽の経絡の親分

  ・考え過ぎで夜も眠れない

  ・祝開通で頭が冴える

  ・チェックするツボ 顖会(督脈) 


 ③春 「むくむく」の「木」 肝・胆経のポーズ


  ・上へ先へ、のびやかな成長、発展エネルギー

  ・先のことを考え過ぎるとイラちになる

  ・祝開通でチャレンジ精神が復活

  ・チェックするツボ 淵腋(胆経)


 ④夏 「ぱあーっ」の「火」 心・小腸経、心包・三焦経のポーズ


  ・華やかさ全開の繁栄、成熟エネルギー

  ・燃え過ぎると灰になる

  ・祝開通で豊かな表現力が復活

  ・チェックするツボ 少海(心経)、内関(心包経)


 ⑤土用 「ぴたっ」の「土」 脾・胃経のポーズ


  ・育てるけど腐らせる変化、調和エネルギー

  ・八方美人で個性がなくなる

  ・祝開通で母性と柔和さが復活。

  ・チェックするツボ 陥谷(胃経)


 ⑥秋 「きゅっ」の「金」 肺・大腸経のポーズ


  ・まとめて実らせる収斂・凝縮エネルギー

  ・締め過ぎると批判的になる

  ・祝開通で冷静沈着な統率力が復活

  ・チェックするツボ 尺沢(肺経)


 ⑦冬 「ぎゅ~っ」の「水」 腎・膀胱経のポーズ


  ・集めて蓄える凝固、内燃エネルギー

  ・ビビり過ぎて腰が重い

  ・祝開通でやり抜く意志力が復活

  ・チェックするツボ 照海(腎経)



(4)サポートできれば、自分も融ける


 ・明確な目的意識を持たない

 ・相手にゆだねる

 ・自他の境界線をなくす



(5)陰陽五行で気がめぐる


 ・法則を使うと患部に触らない

 ・気がめぐればカラダはゆるむ

 ・カラダからココロを観る



7.申込み方法


主催者湯浅りえ子さんのメールアドレスに以下の項目を送信願います。


rieko515@zpost.plala.or.jp



(1)お名前 (2)携帯電話番号 (3)メールアドレス (4)ご職業



以上



直前のご案内で恐れ入ります。


へぇ~ボタンをご用意してお待ちしております。




では、今宵はこのあたりで。