”ニコヨン”の出どころ、「Solt&Pepper」、英国調のセンス、いいものを適正価格で提供、 | kabukumono(執行雅臣)のブログ、ファッション界の話題、街歩きの報告、気になる話、今を知る話

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連続更新が298日目となったヨ!

まだ小雨が降っている。


子どものころ日雇い労働者のことを”ニコヨン”と呼んでいたが、その出どころが分かった。1949年(昭和24年)6月11日に、東京都が失業対策事業に従事する労働者に日当を245円に決めたのだ。245円だと”ニコヨン”とならないが、支払いが百円札2枚と十円札4枚だったのが”ニコヨン”の出どころ。当時の第一勧業銀行(今のみずほ銀行)の初任給が3000円、慶應大学の年間授業料は9000円だった。



先週末に「Solt&Pepper(ソルト・アンド・ペッパー)」の2012-13秋冬展示会へ行ってきた。

ジーンズで有名な「Right-on(ライトオン)」が手がけるメンズショップ「Solt&Pepper」は、オリジナル商品とセレクト商品で構成される。

「Solt&Pepper」というのは、1949年にアメリカ東海岸にオープンしたメンズショップという架空のストーリ設定を持つブランドショップ。商品は、1970年代のアイビースタイルにタイムスリップしたような雰囲気だが、今の味付けがされている。

対象年齢は30代から40代と中心層はあるが、アイビースタイルということから若者から中高齢層まで幅広く着られる服だ。


ロンドン五輪、エリザベス女王即位60年ということもあって、この秋冬は英国調がどこのブランドもメンズ、レディスともに多く見られる。

タータンチェック、ツイード、アラン編みなどお馴染みのものが、カムバックしている。


「Solt&Pepper」の強みは「ライトオン」の持つマーチャンダイジング蓄積から、消費者ニーズに対応出来ることが生かされていること。

デザインから素材の手当てなどはもちろんのことだが、価格面の設定が消費者にはうれしい。

たとえばシャツは7900円~12800円、ニットは7900円~15800円、ジャケットやブルゾン、コートは19800円~26800円、パンツは8900円~15800円、スーツが15800円~35800円という具合。


私は、ブランドのアイコンであるハサミをプリントした綿パンが気になり、前身頃の左右のチェックが微妙に違うジャケット(後ろ身頃も左右逆になっていたらもっとよかったと思った)が気になった。


展示会場はプレスアシスタントの福井麻菜美さんに案内してもらったが、私の名刺を見て「私も駒沢大学駅なんです」と言われた。聞けば駒沢大学駅だが、国道246と交差する自由通りのちょうど反対側らしい。私は世田谷区だが、福井さんは目黒区だ。

駒沢大学駅近辺の美味しい店の話となったが、私は家の近所はあまりよく知らない。

「Tsunami」駒沢店電話=3424-0273)と「アル・ブオニッシモ」(電話=5731-7251)しか美味しい店を挙げられなかった。

もう少し地元を開拓しなくちゃと思った。

でも地元というのはあまり行きたくない。近所の人たちと出会って、いちいち挨拶などするのが面倒なんだヨね。