ヘンリクの理屈 | minority`s SAVANNA

ヘンリクの理屈

いやー、

つまってますか?

僕はつまってません。

つまらない、とも言えますね。今日は非常につまるところのない一日でありました。だけどそれは、平和であるともいえましょう。

平和を重要視する日本国憲法に保障されている、我々日本国民。平和こそ大事です。

しかし、平和っていうのは、なんだろう、歴史学的にはあんまり面白くないんです。

色々とマニアでオタクな自分ですが、そのうちの一つにローマ帝国ってのがあって、五賢帝の四番目の皇帝、アントニウス・ピウス帝は素晴らしすぎる皇帝ですが、彼の政治が他の英帝ほど鮮明な歴史になっていないのは、それは彼があまりにも良い政治をしたので、特筆するようなことがなかったのです。

コロッセオで暴れまくったり、「朕を女にしろ」とか言ったり、そういう面白いバカをやった皇帝は枚挙に暇がありませんが、エドワード・ギボンだったか、歴史家は言っているのです。「歴史とは人間の愚行を記しただけにすぎないのだ」と。

だから、退屈でなくて話題性のある人生は、それは愚かな行いである、とも言えるのかもしれません。

僕は退屈な人生は嫌です。なぜなら、僕が愚か者だからです。

愚かな行いをして死んで、変な野郎がいたって後世に語り継がれるのも悪くないじゃないか。


もう今日も終ります。せめて最後は華々しく咲かせたい。

夜光の蝶のような自分は、夜にこそアドレナリンの分泌量が増えるのです。今日は終るなんて、間違った表現をしてしまった。これからが今日じゃないか。


昼間から夕方にかけて、小型木製擦弦楽器の練習をしました。これはヴァイオリンともいいます。

練習をすれば、日々少しながらでも上達するのを感じます。これはチマチマと嬉しいことですね。

おっと、ニコライ!のウィンザー序曲が、まあまあ慣れてきたので、こうなったらオーケストラと共演してやってもいいかと思い立ち、CDをかけて、実際に弾いてみたら、早いパッセージとか、全然ついていけませんでした。聴衆の皆さんに申し訳ない。
井上道義氏指揮のオーケストラ・アンサンブル・金沢ですが、僕は井上氏にクビにされるかもしれません。
そうしたら、大好きな金沢にも、もういられなくなるでしょう。
最後に一度、兼六園で梅の香りをかぎたかった・・・。


ヤケクソになってシューベルトの歌曲を聴いていたら、優しいメロディについうっとりと感動して気をよくして、シューベルトと曲想は違うけど、いい加減にヴィエニャフスキに挑戦することにしました。

ヴィエニャフスキの2つの性格的マズルカの第1番「オベルウァス」は、アクロバティックでけっこう好きです。

ネットで無料で楽譜をダウソロードして、弾いてみました。

練習すれば弾けないことはなさそうです。オケの曲だけやるのも、あんまり面白くないし。

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いやー、夜に聴くパリーやスタンフォードのピアノコンチェルトも素晴らしいですな。

UKロックはそんなに詳しくないですが、UKクラシックもサイコーっす。



そういやぁ今、街を歩けば右も左もハイボールハイボールって、やたらと、むしろがむしゃらなほど、ハイボールブームのようですね。

僕はブームにのるのが好きじゃないのですが、今日はなにしろ平和すぎたし、ちょっとトレンドな感じになっちゃおうかなって思ってます。

焼酎もいいですが、ここはウイスキーで。

今、コンビニでトリスの瓶がハイボールの宣伝つきで売られてますね。

珍しく、宅飲みウイスキーでハイボールにトライしてみようかな。

マドラーが必要ですよね。

そこで思いつきました。

意外といけると思うんです。絶対使えます。

ちょっと前の記事に載せた、これをマドラーにするっていう試みはいかがなものかと。

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PS.
このような記事を書きましたが、僕は暴力団員じゃありません。