ホテル MH
岐阜県にあるモーテル型のラブホテルの廃墟です。この辺りは冬には結構な積雪がある為、建物はその重みで大半が倒壊or崩壊していました。しかしその朽ち具合がまた素晴らしかったです。
入り口付近の建物は管理棟。この建物もかなりの崩壊です。
敷地内。雑草が伸び放題で管理されなくなって随分と経っていることが分かります。
手前の管理棟はあと回しにしてまずは客室部分の全て探索してしまおうと思います。
部屋名は「乗鞍」。
壁の注意書き。
外見とは裏腹に、内部はかなり崩壊していました。
かつてベッドがあった部屋。
ソファーが辛うじて崩壊から免れていました。
浴室。
次の部屋。部屋名は分かりませんでした。
入口。内部へ入るのは困難です。
完全に屋根が崩壊しています。
部屋は完全に崩壊していましたが、壁に手書きの価格表が残っていました。
次の部屋です。部屋名は「笠」です。
この部屋もだいぶ崩壊が進んでいました。やはり入るのは困難です。
壁が崩壊し、浴場が外から丸見えになっています。風雨に晒され。特徴的な青い壁も劣化して色あせていました。
それでは次の部屋へ行きます。
部屋名は「穂高」。
この部屋は先ほどまでの部屋とは違い、当時の姿でそのまま残っていました。
部屋のエアコンには暖房中の札が付けられていました。
ベッド周辺は綺麗に見えますが、床は結構散らかっていました。
次の部屋です。この部屋も部屋名は不明です。
外から崩壊した建物の瓦礫が侵入し、若干荒れてはいますが崩壊はしていませんでした。
ベッド。
食器棚には食器がそのまま残っていました。
それでは次の部屋へ向かいます。
部屋名は「北ノ俣」。
部屋内部は暗くフラッシュを焚いての撮影。古臭い派手なベッドが出迎えてくれました。
部屋の案内が書かれた紙が残されていました。
遺物から廃業は結構以前だと考えられます。
浴場です。
次の部屋です。幻想的な写真になりました。
部屋内部。壁が崩壊しこの部屋も朽ちようとしています。
室内は朽ちた建物の瓦礫が沢山転がっています。
この部屋は最も敷地内の奥の部屋であり最も管理棟から遠い部屋でした。当時は敷地内に車で入ることが出来たのでしょうが、現在は植物が伸び放題です。
それでは次の部屋へ。
部屋名は「黒部五郎」です。人の名前ではありません。
室内は他の部屋と同じく結構崩壊が進んでいます。
室内に転がる冷蔵庫。
壁なども激しく崩壊しており、かつてどんな姿かは少し想像し難いですね。
次の部屋へ行きます。
部屋名は「双六」でした。
部屋にはこんなものが・・・・。後に持ち込まれたのではないかと思われます。
ベッド。結構こだわりあるデザインのものですが、かなり荒れ果てています。
どの部屋もことごとく朽ちているんですが、案外造りはしっかりとしていて床を踏み抜いてしまったりというアクシデントはありませんでした。
次はこの部屋です。見るからに建物が崩壊しています。
部屋名は「三俣蓮華」です。
建物は崩壊して室内というよりもはや屋外です。
ベッド・・・だった物です。
次の部屋です。植物に覆い尽くされた建物が少し幻想的ですね。
部屋名は「槍」。部屋名に統一感が感じられないのですが自分だけでしょうか。
室内です。少し暗いですが、やはり荒れているということはお分かりいただけるでしょう。
床にはこんなに必要なのかと思うくらいの量の小物イレが散乱していました。不法投棄でしょうか。
ベッドのある部屋も凄まじい量の不法投棄のゴミがありました。
次で最後の建物です。管理棟ですが崩壊が進み、瓦礫で潜入難易度の方が高かったです。
かつて入口だった所にはインターホーンのみ残っていました。
かつてフロントとなっていた部屋。完全に崩壊に飲み込まれてしまいました。
朽ち果てた殺虫剤の缶。
管理人が住み込んでたと思われる部屋。
家具などもそのままです。
建物の壁に貼ってあったと思われる会員証。相当古い物でしょう。このタイプの物は初見でした。
配電盤。
この操作盤で入室可能か不可能かのランプ点灯の操作を行っていたのですね。
外へ出ました。敷地外へ出て先ほどの管理棟を見てみるとこんな状態でした。
山の中でひっそりと朽ち逝くホテル。今年も冬が来て沢山の雪が積もります。
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