【再訪】M健康ランド(大浴場編)
以前紹介した三重県にある健康ランドの廃墟です。再訪しても滅多にもう一度このように紹介することは無いのですが、あまりにも変貌していたので再び公開せざるを得ない状況になりました。今回はビフォー/アフターのアフター版としてお楽しみください。ビフォー版は以前公開したレポ( >>こちらをクリック>> M健康ランド(大浴場編)
)をご参考ください。
外見からしてもうズタボロです。入口のガラスも割られ、この状態で放置されているのが不思議なくらいです。
ガラスも故意に割られています。
再訪してまず出た言葉が「何だこれ・・・。」でした。何を間違えたら一年経たずにここまで朽ちるのか。欠陥建築とは聞いていましたがここまで朽ちるとは。。。。。
天井はこんな感じ。今にも雨漏りで水を含んで重くなった断熱材が降って来そうです。こんな物が落ちてきたら嫌だなあ・・・。
とにかく雨漏りが凄くて、2cmくらいは水が貯まっていたのではないかと思います。なんでこんな時に限って自分は布靴なんだろうか。
以前訪れた時は綺麗だったファーもここまで腐りました。
取りあえず、少し前に車で通った時に見た外見の姿で嫌な予感はしていたのですが、想定外の朽ち方でため息しか出ませんでした。
以前見た時は綺麗だった絵画。左の物は完全に破れ去り、他の物も水分を含んでカビだらけになっています。
カウンターより奥もパッと見、悲惨な状態です。
カウンターです。以前は後ろの壁などに沢山の装飾品がありましたが全て剥がれてしまっています。
以前はカウンターの事務室だった場所です。かつての面影はありません。机などは鉄泥棒に持ち去られたようです。
ここは倉庫だった部分。汚いのは以前同様ですが、ここまで酷くはなかったような気がします。
カウンター前に戻ります。
この先、進むと大浴場の入口があります。真っ暗です。
ここが大浴場入口です。右側が男風呂、左側が女風呂となっています。入口は以前よりだいぶボロボロになり、今にも瓦が落ちてきそうです。
まずは男湯の方に行きます。
ここはロッカールーム・・・だった場所です。以前あったロッカーは全て姿を消し、ただ朽ち果てた空間になっていました。ロッカーも鉄回収業者が勝手に持ち去ったのでしょうか。
浴場です。ガラスは窓枠回収の目的に割られ、しっかり窓枠は持ち去られていました。
蛇口は元々無かったような気がします。しかし、ここまでボロボロではなかったような気がします。
窓ガラスが無いせいか、妙に開放感があります。
大願漢方薬湯
水風呂。
他にも沢山お風呂が楽しめます。
こちらは流水プールです。
以前はぶら下がることの出来るオブジェがありました。
しかし、それも鉄目的の為に盗まれていました。
おいおい、排水溝の蓋まで持って行ったのかよ・・・と思ったら1階のボイラー跡が見えます。ボイラーを持って行かれたので下の様子まで丸見えになってしまったわけです。
鉄は盗まれてしまっても、ライオンは健在でした。
しかし、まさか1年経たずにこんなに変貌してしまうとは・・・本当に管理物件でしかも絶賛販売中だというのが信じられません。
アカスリエステコーナーです。
アカスリエステコーナーにはもう少し高いガラス製の仕切りがありましたが、丸見えになってしまっています。
サウナです。
これは遠赤外線サウナと言うもの。要はごく普通のサウナです。
サウナ内部。
ヒーターはこちら側にあります。
こちらはスチーム漢方薬湯という物。
要は蒸気を浴びる蒸し風呂です。
内部の裸婦画は健在でした。
こちらは塩サウナと言うもの。
こちらの内部は以前と同様、ヒーター部分の石が崩れていました。
それでは露天風呂へ行きましょう。
外にあるこの怪しげな建物は蓬(よもぎ)風呂と言う物です。
内部。特に何もありません。
次は露天風呂です。看板は無惨にも転がっています。
広々とした露天風呂。
このような露天風呂なら一度は入ってみたかったです。
効能の立て札は健在。
お湯を口から垂れ流していた亀さんも健在でした。
外にはガラスの破片が飛び散り、ガラスの海となっていました。
そろそろ男湯から女湯へ行きます。
再び水浸しの館内へ。
次は女湯です。
ロッカールームにはかつてあったロッカーの番号の書かれた紙が落ちていました。
女湯の方はかつてあったステンドグラス風の窓ガラスが割られ、明るくなっていました。
壁が剥がれた跡はベニヤ板が剥き出しになっていました。
ここにはボディーシャワーがありました。
ステンドグラス風の窓ガラスが無くなってしまったので。男湯と大して変わらない雰囲気になってしまいました。ここも窓枠目的で一部の窓ガラスが割られたようで、しっかりと窓枠は持ち去られていました。
この風呂は木で出来ているので特に傷みが激しいです。
こちらの女湯の方は一部の天井は落ちていますし、朽ち方も男湯より酷いです。
窓が割れ、植物も室内に浸食しやすくなっています。
サウナです。
扉を開けてビックリ。どうしてこうなった・・・。どうやら天井が鉄骨ごと落ちてきたようです。
流水プールです。こちらにあったオブジェも無くなっています。同じく鉄泥棒の仕業ではないかと思われます。
こちらは塩サウナです。
こちらはだいぶ荒れましたが、かつての原型を何とかとどめていました。しかし、天井には亀裂があり、いつ崩壊してもおかしくない状況です。
アカスリエステコーナー。こちらも男湯よりも荒れた感じです。
露天風呂のほうへ行きます。まずは蓬風呂です。右側の扉はどこへ消え去ったのでしょうか。
内部です。少し明るくなった以外は特に変化はありません。
床には薬草のようなものが転がっていました。
露天風呂です。
露天風呂は以前訪れた時は雨でした。今回は快晴。むしろ少し暑いくらいです。
以前は気付きませんでしたが祠がありました。
上にある青い窓の部分は増築された宿泊施設の部分です(これが恐らく消防法に通らなかったのだと思われる)。
そろそろ女湯の方も出ようと思います。
もう、恐らくこの物件に来ることは無いだろうと思います。
それでは館内の方へ戻ります。
次に行くのは「癒し空間」と呼ばれるサウナコーナーなどです。そこで、更なる衝撃の光景に愕然とすることとなります。次のレポではその癒し空間と併設された焼肉屋の方を紹介します。
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