風吹きの館
情報提供:マーブル様
茨城県にある民宿の廃墟です。朽ち過ぎていて、営業当時の面影はほとんど窺うことは出来ません。しかし、規模的に見て、結構立派な民宿だったのではないかと思われます。
訪れたのは2010年の8月。2011年の震災以前です。今はどうなっているのでしょう。
いきなり入った所は食堂のような場所でした。
ここが座敷席のようになっていたのでしょう。
厨房です。厨房機器がそのまま残っています。
ここから注文された物を渡していたのでしょうか。
2階へ行きます。2階は広い部屋でした。客室です。
手前にあるのはテレビの残骸です。
床はボロボロになっています。しかし、骨組みはしっかりとした造りになっていました。
奥にあるのはトイレです。
きちんと風呂場もあります。
洗面場。
当時はきっと流行っていたのでしょうが、なぜ廃業してしまったのでしょうか。
ここから隣の建物に移れそうです。
こちらもだいぶ荒れています。2つの建物からなっており、こちらの建物は経営者の住居となっていたのではないかと思われます。
中は先ほどの建物より朽ちています。
収納スペースの沢山ある部屋だったことが分かります。
ソファーの残骸が残っていました。
扉。
完全に朽ち、あばら家状態です。
もうボロボロですが、張ってあった障子の紙や襖の紙が微妙に残っています。
ここにかつて人がいたとは思えないような有様です。しかし、かつてここに人がいたのは事実なのです。
時の経過によって建物は朽ちていきます。それによって人が住んでいた痕跡まで消えて行ってしまうのです。
1階へ降りてきました。
この先は台所になっています。
台所。上の穴は換気扇の跡でしょう。
部屋がありました。
風呂場です。タイルに描いてある建造物の絵が良いですね。
トタン屋根ももう落ちそうです。
ここが正面玄関だったようですね。
入口の門には表札が残っていました。
この角度からは見えませんが、外壁に薄っすらと「民宿」と書かれた文字が残っていました。
窓などが無いのは自然崩壊でしょうか。東日本大震災の影響が気になる物件です。
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