【3月11日は、備蓄物を食べる日】にしよう! | 転職旅行のすすめ ~ピースボートで世界一周を2回。3周目は飛行機で!?~ の転職トラベラーのブログ

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【※シェア希望】 昨日の記事をFacebookで何人かの方にシェアしてもらったので、調子にのって更に書きました!

●【形だけの黙祷は、もうやめませんか?】、 【3月11日は、備蓄物を食べる日】にしよう! 
 今日も英会話学校で話題に出たのだが、やはり家に備蓄物を用意しているとか、何らかの災害の対策をしている、という人は少ない。
仙台の人でさえこのありさまだから、おそらく他の地域は相当ひどい割合だろう。

まあある意味で仙台は、5年前クラスの災害が近いうちに来る可能性は低いと思われるので、他の地域よりも必要性は薄いかもしれないが・・・。

でも日本に住んでいる限り、

【どこの地域に住んでいても、大地震や津波などの大災害はいつ来てもおかしくない状態】 

ということを認識している人が本当に少ないと思う。

おそらくこのままだと次の大災害が起きた時に、本来は事前準備で可能だった減災が出来ずに、しなくてもよかった苦労をしたり、中には命を落とすことになる人が出てきてしまうだろう・・・

※減災とは・・・災害時、被害を皆無にすることは不可能という前提に立ち、起こりうる被害を最低限にとどめ短期化しようという防災の取り組み。

昨日で3.11から5年の節目を迎えたので、マスコミでは復興の話題を色々と取り上げている。

しかし週が明けて月曜日になったら、またどうでもいい芸能人のスキャンダルやホワイトデーの話題で、多くの人に忘れ去られることになるだろう。

そしてそれは、1年後の3.11まで続く。

それまでの間に大きな災害が起きないという保障は全く無いので、何か対策を立てる必要があるだろう。

●昨日も書いたが、【追悼や黙祷を形だけでやっている人】 が非常に多いように思う。

形だけ、と言うと非常に言葉が悪いが、これから書くことをちょっと想像してみてほしい。

東日本大震災による震災関連死は、2万人以上にもなっている。

仮に天国という場所が存在するとして、昨日の14時46分には彼らは天国から、我々が黙祷している様子を見ていただろう。

沢山の人に黙祷を捧げてもらい、そして生前のことを思い出してもらい感謝している人もいるだろう。

でも彼らは、あることに気付いてしまい酷くがっかりしている。

それは多くの黙祷を捧げてくれている人が、【またいつか必ず来る災害への備えを何もしていない】ということに気付いてしまったから。

そして天国の人達は、次のように思うのではないだろうか?

「せっかく生き残った人たちは、我々の死から何も学んでいないのか?」

「我々2万人の命は、どうやら無駄死に・犬死にだったようだ。」

・・・・と。

自分たちの死から何も学んでいない人達に追悼や黙祷をされても、天国に行った人達は全然嬉しくないだろうし、逆にとても悲しくなるだろう。

彼らの死を無駄にしないためにも、まだ準備をしていない人はすぐにでも準備をしてほしいと思う。

人間は時間が経つと忘れて行動しなくなるから、できれば明日の日曜日のうちに、遅くても3月中に確実にやってはどうだろうか?

・最低でも3日分の飲食物を用意しておく。
・棚が倒れないように補強しておく。
・通電火災の対策をしておく。
・家族で避難場所などを確認しておく。
・非常時袋を用意しておく。

などやろうと思えば、すぐに出来ることばかりである。

●そしてもう一つ提案がある。それは、

【毎年3月11日は、備蓄物を食べる日】  として定着させる、ということ。

どういうことかというと、備蓄用の食べ物にも3年や5年などの賞味期限があるので、その食料の一部を毎年3月11日に家族などで集まって食べる、ということ。

そして食べた分を補充しておく。

もし5日分の食料があって、全て賞味期限が5年だとすれば、毎年1日分の食料を食べて、また新たに1日分を追加するというサイクルになる。

既にこのようことをやっている人達もいるだろうが、まだまだ少ないだろう。

最近になって定着してきている恵方巻や、毎年恒例のバレンタイデーやクリスマスの翌日には、コンビニやスーパーで余った物の半額セールが行われているし、ましてや大量の廃棄が生じている。

災害大国日本では、【3月11日は、備蓄物を食べる日】 として定着させることの方が、よっぽど有意義だと思う。

どこかの企業や国がこのような方針を定めて、マスコミで大体的に取り上げれば手っ取り早いが、最近は問題発言などで信用出来ない政治家が増えているし、無駄な情報の垂れ流しばかりのマスコミが多過ぎるから、草の根レベルからSNSなどで広がっていく、という方が現実的だろう。

というわけで少しでも共感してもらえたら、是非この記事をシェアしていただけると嬉しいです(^^)

そして来年の3.11には、沢山の日本人の災害対策がバッチリ出来ている状態で、形だけではない本当の追悼や黙祷をしていて、天国にいる犠牲者たちの心が少しでも穏やかになっていることを望みたい。

最後に3.11の数日後に被災地のとある少女が言ったという言葉を紹介します。

 「お母さん、なんで被災地では少ない食べ物を皆で分け合っているのに 被災していない東京では皆で食べ物を奪い合っているの?」

・・・多くの人が普段から備蓄物を準備している世の中になれば、このようなことも起きずに済むでしょう。

※注:東日本大震災の発生から5年となり、警察がこれまでに確認した死者と行方不明者は1万8455人となっています。また、避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、国のまとめで3000人以上と、「関連死」を含めた震災による死者と行方不明者は2万1000人を超えています。(2016年3月11日NHKニュース)