先日、私の旧姓を知らない友人に、話の中で、サラッと旧姓を出した。あ、私、旧姓菊地って言うんだけど。

そうしたら、その友人は、あっ、千里ちゃん、すごいあってる 菊地って感じ!と言った。

うん、それは、そうなんだ。30年位張り付いていた私の名前。そう簡単には剥がれない。でもそれって自分とか、結婚する前を知ってる人にだけ通用するものだけと思ってたんだけど、違うんだ!ってビックリした。なんだろう。にじみ出てるのか?菊地が。

好きの度合いとかかな。私は自分の旧姓が大好きだ。花の名前が入ってるのも素敵だし、地も、池の方じゃなくて、地面の地ってところが気に入ってた。菊池さんには悪いけど、うちは菊地でよかったな!と子ども時代はよく心の中で思ってた。だから、菊地って感じ!って言われて嬉しかったな。

結婚して、苗字が変わって、子どもが産まれた。子どもの名前は夫がつけた。子どもは苗字と名前がガシッとくっついて離れないみたいにピッタリしたいい名前だと思う。万が一離婚とかして、私が親権を取ったら、娘の苗字も菊地になるのか。と思ったらなんか妙。合わないな~ いつか、娘がお嫁に行ったらどんな名前になるんだろう。と、すぐに親目線にシフトしてしまうの、なんとかしたいわ。