どうも。
いつもオバカないりんこですm(u_u)m
今日は13日の金曜日!
ジェイソンが暴れる日!! なので、
お馬鹿なブログを書こうと思っていたら、
息子さんの去年のクラス連絡網で電話がありました。
”一年生の時一緒だった○○さんが、亡くなって、お通夜が日曜日にあるので、同じクラスだった皆でお別れをしたいと言うことで、ひとりずつ折り紙で何か作って、持って行こうと・・・・・・”
去年の連絡網だったので、慌てて息子さんの
『想いでBOX』(単なるデカイ衣装ケース)
の中を捜索。
「どうしたの?」
「息子さんが、去年言ってたじゃん! 病気だとかで
(息子さんの説明は極めて判りづらい)
入院する子がいるって。その子が亡くなったって、今、一年生の頃の連絡網でまわってきた! どこだっけ?!!」
「いや。とってないだろ~」
「捨てなかったような気が・・・あった! みろ!」
(なぜか勝ち誇るいりんこ。それどこれでは無いはずである)
旦那ちゃんは、ちょっと驚きつつも、同情していた。
「それは・・・どこでやるの?」
「それが、隣の駅でたらわかるって、××セレモニーだって、わからん! 知ってるか?」
「あ~あそこか。わかるけど、黒(喪服)入るかな・・・」
「息子さんはなんか黒い服・・・」
∑(-x-;)
息子さん、派手好きだから、黒白の服ってナイ~!
とりあえず、なんとか連絡網を廻した後、気付いた。
その子が入院する時に、みんなで応援するのに、鶴(多分千羽鶴)を折ったけど、上手く出来なかった、と息子は言っていた。
二年生になってから、私が教えた時も、ヒドイ出来だった。
(x_x;)
明日は大変そうだ。
息子さんが一年生でクラスの子が入院するという時に、
「ちいさくても、入院とかするの?」
と、聞かれたので、よいどれ母ちゃんは答えた。
「小さくたって、病気は許してくれないよ。
お前の叔父さん、母ちゃんの弟は、今のお前と同じ年でガンで死んでるんだ。何度も言っただろう? みっちゃんばーば(私の母)の家の仏壇の上に、紋付き着た男の子の写真があるだろうが。7歳まで生きてないって医者に言われて、早めに7歳のお祝いした時の写真だ。死んだ時はもっと痩せてた。
当時にしては長生きなほうだったんだよ」
そんな風に話して、亡くなった子の病気の事も少し聞いたように思うが・・・
息子さんにも、早く伝えたほうが良い、と思った。
その時我が家では、
『ダウンタウンの絶対に笑ってはいけない空港』
を見ていて、息子さんも爆笑していたのだが、CMになった所で息子さんの目を見て、さすがの酔いどれ母ちゃんも、真面目顔で話し出す。
「一年生の時同じクラスだった、○○さんって、憶えてるか?」
「・・・うん。○○さんだよね。びょーきでお休みしてるんだよね。しってるよ?」
「今な、亡くなったって連絡がきた」
息子さんは、フリーズしたように動かない。
・・・亡くなったって言葉がわかんないのか?
酔いどれ母ちゃんは、一言一言、いいきかせるように言い直した
「死んだんだよ。もう会えない。だから、最後のお別れに一年生の時のクラスのみんなと行こうって電話が、さっき来たんだ。行っといたほうが良い」
さすがの能天気も、ビックリした顔をしていた。
「うん。わかった」
素直である。
「でな、みんなで折り紙折って、持って行く事になったんだ。やろうな? 明日折り紙買いに行こう」
「うん。やる」
息子さんはまだ、同じ年の子が亡くなるなんて経験はしていないし、親戚でも死んだ人はあまり交流のナイいりんこ系統の親戚である。
『死』
に対して、あまり実感が無いのか。
あるいは、アスペルガーという脳の構造ゆえなのか・・・
台所で、旦那ちゃんとちょっと話しになった。
「旦那ちゃん、もし、娘がいてその子が病気で死んだりしたら、大泣きしそうだな」
笑って言ったいりんこに、旦那ちゃんは、ちょっと真顔で答えた。
「いや。五年は立ち直れないだろうな・・・抜け殻になる」
「涙も出ない。茫然自失ってやつか」
「葬式の挨拶とかも無理だな。そんで毎年その子の誕生日にプレゼントを買うだろうなぁ・・・」
「それをお墓にあげたりするんだな」
「それでまた想い出して、放心状態になって、落ち込む」
立ち直れ無さそうだ・・・
普通に生活している人でも、肉親の死がきっかけでウツになってしまうのは、おかしくはない。
だから昔の人は、三年間の喪の期間を用意して、共同体事に助け合ったはずである。
弟が死んだ時に、弟の名付け親でもある坊さんが言っていた。
仏教には『愛別離苦』という言葉があって、なかでも子供が親よりも先に死んでしまうのは、とても悲しい事だと。
ブッダ話の中にも、キサーゴータミーという赤ん坊を無くしたお母さんが、
「この子を生き返らせてくれ」
と、ブッダに頼んでくる話しがある。
ブッダは、
「白い芥子の種を、死人の出ていない家から貰っておいで。そうしたら、生き返らせてあげよう」
とかなんとか言うんです(たしか)
喜んで芥子の種を貰いにいくと、だいたいの家は分けてくれようとする。
しかし、
「まさか、この家でしんだ人はいませんよね?」
と、尋ねると、どの家でも
「このまえ婆さんが死んだ」
「流行り病で子供と、お爺さんが死んだ」
どこでも種を貰えなかったキサーゴータミーは、赤ん坊を葬って、ブッダの元へ行き出家したんだそうです。
死はだれにでも来る。
でも、小さな、幼い子が亡くなってしまうのは、やはり悲しいです。
長々と、失礼しましたm(_ _ )m