2011年3月31日(木)『ワイド！スクランブル』
◆福島第1原発事故の現況における課題と対策
＜課題＞
①福島第1原発敷地内土壌で、ごく微量だが、今回の事故によるものと思われるプルトニウムが検出された。〔補足：これは、燃料が一部溶解して出てきたことを意味する。プルトニウムは細胞への破壊力が強い（＝発がん性が極めて高い）アルファ線を出す。そのうちのプルトニウム239は、半減期が約2万4千年。プルトニウムは原爆の材料でもある。（3/30付『スポーツ報知』より)〕よって、燃料の溶解がこれ以上起こらないよう冷却し続けなければならない。
②トレンチに貯まった汚染水の増大。
＜政府の対策を徹底検証＞
3名の専門家
北海道大学教授 奈良林 直
東京大学教授 諸葛 宗男
元内閣府原子力安全委員会専門委員 武田 邦彦
課題のまとめ
・放射性物質に汚染された水をどうするか。
・大気中に飛散する放射性物質をどうするか。
・冷却機能の回復をどうするか。
対策
◎合成樹脂“グラウト”を散布して、土壌の放射性物質を閉じ込め、空中への放射性物質の飛散や海水中への放射性物質の流出を防ぐ。
◎“ゼオライト”（＝小さな穴がいっぱい開いている石状の物質。その穴にセシウムが吸収されるため、セシウムで汚染された水を浄化できる。（東京工業大学の実験より）
ピーター「大きな浄水機のようなものですね。」
奈良林「ゼオライトはスーパーにも売っている。大量に日本にある。」「タービン建屋内の復水器に貯まった水をポンプを使って、ゼオライトでろ過すればよい。そうすれば、復水器に貯まった水を再利用して冷却にも使える。そうすると、水があふれるということも無くなる。放射性物質を吸収したゼオライトは、圧縮してドラム缶等に詰める。」
武田「海水だと、セシウムより小さくて10万倍も多量のナトリウムのほうが先にゼオライトの穴の中に入ってしまう。」
奈良林「海水の部分についてはそうだが。」
奈良林「またもう一つの対策として、空中への放射性物質の飛散や海水中への放射性物質の流出を防ぐために、合成樹脂“グラウト”を散布して、土壌の放射性物質を閉じ込めるとよい。」「過度に被ばくを恐れずに、線量管理をして、粛々とやっていかなければいけない。」
諸葛「やれることはやる。意思決定の早さが求められる時。」
奈良林「循環させる水を冷やすために、空気を使って冷やす冷却塔（＝クーリングタワー）も設置するとよい。4メガワット、6メガワットのものは、割合安い。」
ピーター「お母さんがフーフーするのと同じことですね。」
大下アナも同調する。
ピーター「1個しか選べないんですか？全部やればいいんですよ。選ぶ人が間違ってたら、どうするんですか？」
諸葛「ピーターさんがおっしゃる通りですよ。」
ピーター「無駄になることが出てきてもいいじゃないですか。」
諸葛「ピーターさんがおっしゃる通りです。」
◆茨城県産の一定の野菜が出荷制限を受けたあおりで、出荷制限を受けていないピーマンまで価格が4分の1以下に大暴落し、生産農家の大幅な収入減となっている。
ピーマン生産農家の方「緑が濃くて甘いピーマンです。」「有機栽培ですし、ハウス栽培です。」
費用はかかるが、放射能値を独自に測定し、安全を保証する鑑定書をつけて出荷している。
ピーター「本当におつらいでしょうけど、おいしいものを作って下さい。」
◆天皇皇后両陛下による被災者支援と東京足立区避難所被災者慰問と両陛下のご生活ぶり（・・・・天皇からのビデオメッセージ・御料牧場からの卵や缶詰の差し入れ・那須御用邸職員用浴場の提供、予定時間を延長しても避難所すべての人に声をかける、陛下自身停電第1グループと想定して計画停電時間中は実際の停電の有無にかかわらず計画通りにブレーカーを落として節電生活）
ピーター「国民に対して、すごく温かい心を送ってくださることでも安心するし、温かいものを感じますよね。」
◆「トイレの神様」の植村花菜のメッセージソング「きみとぼく」が、テレ朝、4月4日スタート「やじうまテレビ！」（月～金 4:55～8:00 司会 平石直之、松尾由美子）のテーマ曲として、同番組だけで流れる。歌詞の一部分＝“支えあって 許しあって 世界は変わってゆくんだろう”
ピーター「うるっとするし、リズムがウキウキしますね。心が温かくなる応援歌だと思うんで、みんなで歌っていきたいですね。」
佐々木正洋アナ「ピーターさんのおっしゃる通りです。」
◆サッカー 「日本代表 VS Jリーグ選抜 慈善試合」で、Jリーグの一員として出場し得点したカズの人気、再浮上！
（イタリアファッションの）カズの写真を見て、
ピーター「イタリア人」
◆テレビ朝日ドラえもん募金
振込口座：三井住友銀行 東京営業部（普通）8333415
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