お手紙 | シンプルライフ@Tokyo

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こどもとの日々。おうち遊びのキロク。

旅行のことを書きたいのだけれど、写真が一眼レフに入ったままなので、先に夏の娘の様子を振り返って書いておこうと思います。

前にも書きましたが、うちは文字はほとんど教えてきませんでした。それでもちゃんと読めるようになったし、その瞬間はとても感動したのを覚えています。なので文字の書きについてもこちらから教えることはありませんでした(それ以前に、Z会のワーク、娘は文字のページは必ずスルーしていたので教えるということができなかったというのもあります)。

あとは、きっと娘のことだから、保育園でお手紙交換が始まれば自然に書くようになるだろうなと思っていたのもあります。

6月くらいから保育園でお手紙交換が流行るようになって(今年の先生はお手紙OKなんです)、娘もよくお手紙を持って帰ってくるようになりました。このお手紙がビックリ。娘のクラスは第二子が多くて、それも上がお姉ちゃんという子が多いのです。そのせいか、文字が書ける子が多いのです。あとは公文に通っている子もいるみたいです。

「お返事、書こうね」と伝えたら、「うん!お返事する!」とやる気いっぱいの娘。よし、これで書く気持ちが出てきたかな~と見守っていたら、娘のお返事はお手紙ではなくて、工作だったんです。ネックレスやブレスレットを手作りして、「これ、お礼にあげるの~」と。まぁ、これはこれで素敵なことだし、娘らしいなぁと思っていました。そうこうするうちに、お友達のお手紙がどんどんレベルアップ。幼稚園で言えば年少さんなんですが、普通に文章を書いてくるんです。これって、レベル高くないですか?!さすがに私もちょっと焦る気持ちが出てきました。ただ娘に無理強いするのは嫌で。そんな中仕事もバタバタになってきて、結局はそのままでした。

そんなある日。なかなか起きない(相変わらずだわ)私を尻目に娘がリビングでなにやらやっていて。「ママ、おきて~」となんども言われるので行ってみたら、3つのお手紙が!!



開いてみて、ビックリ! 今までくれたお手紙はほとんど絵か、なにが書いてあるかわからないようなものだったんですが、このお手紙にはちゃんと文字が!!



「まま おきて」
「まま だいすき」
「まま おたんじょうびおめでとう」(私の誕生日の翌日でした)

娘、初めてのお手紙の相手は、お友達ではなくてママなのでした(笑)。仕事でぐったりしていた私ですが、これを見たときは疲れも眠気も吹っ飛び、娘をぎゅっと抱きしめました。

書きたい気持ちがあれば、こうしてちゃんと書くようになるんだね。保育園のお友達と比べて焦ったりしてごめんね。

それにしても、娘からの初めてのお手紙が「まま、おきて」って(苦笑)。ちなみに娘に聞いたら、ひらがな表の上に折り紙を置いて写して書いたんだそうです。一番右側の折り紙は色が濃いから写せなくて、見ながら書いたんだそう。それで「まま」が鏡文字になっています。

文字教育については色々な考え方がありますが、我が家に限っては、読めるようになった瞬間も書けるようになった瞬間もこうして感動いっぱいの場面に立ち会えたので、結果的には娘の自主性に任せてよかったなと思っています。むしろ今後、ちゃんとした文字を書く練習という方が大切なんだろうなぁと。書き順、恐ろしいほどぐちゃぐちゃなのです・・・。

またひとつ、娘から素敵な思い出をもらいました。ありがとう。