木内かつの絵本あそび | シンプルライフ@Tokyo

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こどもとの日々。おうち遊びのキロク。

※本日2回目の記事です。

明日からまた怒涛の仕事の日々になりそうで、ブログ更新できるかわからないのでまとめて記事を書いておきます。


ブロ友さんが記事にされていた本を読んでみました。



木内かつの絵本あそび 園で・家庭で (福音館の単行本)



ママ教室では、導入に絵本を使うことが多いです。またママ教室自体のネタも絵本からヒントを得ることがあるので、そういう意味ではこちらの本はとても勉強になりました。ただ3歳だとまだ難しい内容も多かったかな。




「お買い物ごっこ」は今すぐにでもできそうです。あと個人的には「からだタペストリー」がいいなと思いました。これを子どもたち数人でやれたら楽しいだろうなぁ。


ママ教室に使うにはまだちょっと早い内容でしたが、木内さんの言葉でぐっとくるものがあり、読んで良かったなと思いました。いくつか抜粋を。


・「この子がこんなに飽きずに楽しそうにやっている」と喜べたら、すごくいいですね。「見てみない振りをすること」「危険なときにはすぐ助けられる準備をしておくこと」。ベストな態度はこれに尽きます。


・遊ぶための道具を作る過程も、遊びのうちです。小さい子は、作る時間=1、遊ぶ時間=4ぐらいの割合でないと根気が続きません。



また巻末に「子ども道具考」として、ハサミの選び方・使い方がまとめられていました。その文章がとってもよくて。ハサミの選び方うんぬんではなく、子どもが新しいものと出会うときの親の姿勢が丁寧に書かれています。もっと早くに読んでいれば!ハサミのワークをやるなんて(やらせるなんて)もったいないって思いました(苦笑)。


・あくまで遊びとしてであり、お稽古としてではありません。子どもは遊ぶ中でいつしか学んでゆくのであり、学ぶために遊ぶのではないからです。手をよく使うと脳が刺激される、などと言われたりもしますが、何かのために、という目的意識のないのが遊びです。遊びは面白いことが一番。面白ければ、自分で進んで何度も繰り返し、その中で自然とコツを覚えて上手になっていきます。


・なかなかうまく使えないでいるのを見ると、大人はつい要領よい方法を教えたくなりますが、それは楽しみを奪うことです。自ら発見し、気がついていくことで、感動が生まれ、感動することで、さらに探究心が生まれ、努力することが楽しくなります。


最後に、木内かつさんの絵本、我が家にも何冊かあるのですが、こちらが娘のお気に入りです。



やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。