勝手に来年のなでしこリーグの大会形式を考えてみる。。。 | なでしこ万歳!!byデニスの思いつくままに

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先週末2013年度のなでしこリーグが終了しました。










そんな中で来年度のなでしこリーグの大会形式が変更されるとのマスコミ報道がありました。










マスコミ報道による来年度の大会形式は次のようなものです。






10チームによる2回戦総当たりのリーグ戦(仮称:レギュラーシリーズ)のあとに上位6チームと下位4チームによる2回戦総当たりのリーグ戦を行う。





ということで今回はこの形式にした場合にどのような形式になるかを勝手に考察したいと思います。









前述のような形式に変更した場合に一番問題となるのはレギュラーシリーズの勝ち点をその後の上位、下位リーグにどのように反映させるかだと思います。








まず今回なぜこのような変更を行う最大の理由は優勝争いを終盤まで持ち込ませることでなでしこリーグ全体を盛り上げて観客動員数を増加させたいということだと思います。事実として巷ではINAC1強状態でつまらないという声もありますからね。








そこでどのような形でレギュラーシリーズの勝ち点を反映させたらいいのかを考察してみます。










まず1つ目としてレギュラーシリーズの勝ち点を完全にリセットしてしまうパターンです。





このケースは上位、下位リーグは完全にリセットした状態で始まるので盛り上がるかもしれませんが、レギュラーシリーズの焦点が6位争いのみになってしまうので非常に問題があり、採用されることはまずありえないと思います。









次に2つ目としてレギュラーシリーズの勝ち点をそのまま持ち越すパターンです。





このケースはレギュラーシリーズが混戦状態であればそのまま上位、下位リーグも盛り上がりますが、ここ数年のようにINACがダントツ状態であれば結局優勝争いは起こらずにシーズンが終了してしまいます。また6位のチームが優勝するという可能性(2013年度の成績に当てはめるとINACと浦和は勝ち点27もの差がついた状態であり逆転はほぼ不可能)も限りなく低くなります。よってこのパターンも採用される可能性は低いのではないかと思います。







次に3つ目としてレギュラーシリーズの順位に応じてボーナス勝ち点を与えるパターンです。




このケースはレギュラーシリーズで獲得した勝ち点はリセットした上で、例えば1位は勝ち点10、2位は勝ち点9というように順位に応じてボーナス勝ち点を与えてその状態で上位、下位リーグをスタートするというものです。このパターンの問題点はレギュラーシリーズで順位が早々に確定してしまうとレギュラーシリーズのその後の試合で無気力試合を行う可能性がある(特に最下位チーム)ということです。







次に4つ目としてレギュラーシリーズの獲得勝ち点に応じてボーナス勝ち点を与えるパターンです。




このケースはレギュラーシリーズで獲得した勝ち点に応じてボーナス勝ち点を与えます。例えば勝ち点5につきボーナス勝ち点1を与えるといったものです。2013年度の成績に当てはめるとINACは9、ベレーザは7、岡山湯郷は6というようになります。このパターンは勝ち点によってボーナス勝ち点を付与するので前述のように順位が確定しても無気力試合を行う可能性は低くなります。









というようにざっくり考察してみました。(本当は勝ち点のみではなく、得失点差及び総得点をどうするのかという議論も合わせて必要です)










ちなみに今回のようなスプリット形式のプレーオフは2006年度に一度だけ行われています。(2006年度は全8チームで総当たり2回戦のリーグ戦を行った後にレギュラーシリーズの勝ち点をそのまま持ち越して、上位4チーム、下位4チームで総当たり1回戦のリーグ戦を行った)2006年度のみの形式であり、翌2007年度は行われませんでした。












また今回発表されている内容で明らかなのは上位リーグと下位リーグの年間試合数が異なることです。このことからレギュラーシリーズで7位以下になったチームは下位リーグでどんなに好成績をあげようとも6位以上にはなれないということです。(得点王はどうするんでしょうね?)












果たして実際にはどうなるのでしょうか?来年のリーグからの正式発表を待ちましょう。。。。。


















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