今回のフィレンツェ滞在は3日間。
ホテルは2年程前に1度利用した事のある
私の中ではお気に入りのホテルを選びました。
駅からもドゥオ-モからも程近い
多くのホテルが立ち並ぶナッツィオナーレ沿い。
朝食もそこそこ種類があって美味しいのですが‥‥‥。
実はこのホテルの朝食には甘~い、甘~い罠(笑)があったりします。
このホテルの朝食ルームのcapo cameriere(給仕係の責任者)は
以前に宿泊した時もとっても感じが良かったのですが
それは私たちだけに限った事ではなく
宿泊客全員に優しく、丁寧な対応をしてくれました。
今回ホテル選びで決め手となったのは実はこの事が頭にあったからです。
美味しい朝食と丁寧なカメリエーレの対応は
きっと両親にも満足してもらえるはず!と‥‥‥。
初日の朝食時に私達3人を案内してくれたのは名物カメリエーレ。
(勝手に名物にしてしまった‥‥‥。^^;)
zunko: 「Buongiorno!」
cameriere:「Buongiorno! オハヨウゴザイマス。」
zunko:「日本語お上手なんですね~!(以下イタリア語)」
cameriere:「少しだけですよ。あなたもイタリア語がお上手ですね。」
zunko:「ものすご~く少しだけしか喋れません。」
cameriere:「いやいや、十分ですよ。何かご用があればぜひお声を掛けて下さい。」
zunko:「じゃ~、カプチーノ2つお願いします。」(母はコ-ヒ-を飲まないので私と父の分)
cameriere:「わかりました。すぐにお持ちします。」
そして‥‥‥カプチーノが運ばれてくると‥‥‥。
と~っても可愛いハートの形。
もちろん回りの人たちのカプチーノもハート形。
zunko:「ありがとう!」
cameriere:「これはボクのハートだよ。」
zunko:「‥‥‥。」笑うしかない私。
満足げな顔をして去って行く彼。
この日は他にも日本人の女の子たちが宿泊していて
彼は同じような事を他のテーブルでも言っているのでしょう。
少し離れたテーブルでは日本人の女の子2人組が
彼と一緒に写真をとっていました。
それから5分もしないうちに彼が戻って来ました。
cameriere:「美味しいですか?」
zunko:「もちろん!とても美味しいですよ~。」
cameriere:「ボクはアンドレアです。お会いできて嬉しいです。」
zunko:「zunkoです。」
朝食ルームでなぜか握手をしながら自己紹介しあう私。
他にもカワイイ(カッコイイ)イタリア人の男の子が働いているので
出来ればその男の子と話がしたかった‥‥‥。
そしてこの日から甘いのはパンだけでは終わらない
イタリアの朝食となったのでした‥‥‥。