成功方程式 | 心理マーケティングの視点 〜どうすれば成果を出すことができるのか〜

成功方程式

業績を上げる基礎プログラム(97)

マーケティングを基礎から学ぶシリーズです。



遊技業は、サービス産業です。


サービスを提供しているからには、そのサービスの品質が問われます。


このサービスを、コア(核となる部分)とフリンジ(外側となる部分)に分けた場合、


コアがしっかりしていないと、いくらフリンジを強化しても成果に結びつきません。


『不味いラーメン』という商品を、接客の品質を上げることで、沢山売ることはできません。


不味いラーメンを売りたければ、価格を下げる、待たせない、量が多い、という特徴が必要になります。


または、ラーメンの価格に対して、白飯、チャーハン、餃子などがついてくる、という手法が有効になります。


それでも売れない場合は、立地を変えるしかないと思います。


ラーメンが美味しくて、他では食べられないという場合でも、


価格が驚くほど高くては、さすがに売れません。


逆に、ラーメンが不味くても店舗の立地によって、人通りが多い場合などは安さや早さが商品になり、沢山売れる可能性があります。


その原点は、お客様のニーズです。


しかしそのニーズも、店舗立地によって変化します。


ここに、一見フリンジのように感じながら、実はコアである場合があるのです。


逆に、コアのように見えながら、実はフリンジである場合もあります。


つまり、どこまでがコアで、どこからがフリンジなのかという線引きはとても難しいのです。


そのため、サービスの提供において混乱することが起こります。


しかしよく考えていただければ分かる通り、それはお客様が決めることでしかないのです。


でもちょっと待ってください。


それを決めるのはお客様だとしても、それはお客様自身が本当に決めているのでしょうか?


もうお分かりだと思いますが、そこがマーケティングなのです。





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