『プラリペア』 これはヤバい! | 2リットルのCBR

2リットルのCBR

1987年に中免取得
VT250FでライダーDebutを果たし
2004年に限定解除
CBR1100XX
→隼
→R1200RT
→K1600GT(2016年式)
→K1600GT(2023年式)

本体はマダマダ使えるのに
それを支える小さなパーツが割れたせいで
本体ごと廃棄してしまうことってありませんか?

小さなパーツだけの交換をメーカーに聞いても
アッセンブルの交換しか受け付けなかったり…

『オークリー』
状況に応じて付属のレンズが交換出来る
大変優れたサングラス


このサングラスは
昨年のMOTOGP日本グランプリでも大活躍!
しかし、サングラスを外す際に反対側に
力を掛けてしまい
アームのヒンジが数ミリ欠けてしまい
不能状態になっていました。

メーカーに問い合わせても
保証期間が過ぎている上に
ヒンジの受け皿だけの交換は出来ないと言われ
フレームごとの交換を強いられ、諦めていました。

たまたま眺めていたYouTubeで
プラスチックの再生技術を知りました。
Amazonで1000円ちょっとで買えることが分かり、早速トライ!


これが欠けたヒンジの受け皿部分。

よく見ると先端が欠けているのが分かります。
ここに数ミリの小さなネジを打ち込むことで
ヒンジの役割を果たしますが
このように円の部分が欠けて『C』になっています。
ここにリペアを盛り、ネジが空回りしないように受け皿を補修します。


このように粉末状の薬剤Aに
スポイトで液体Bを染み込ませ球状にして
欠けたプラスチックに接着します。


五分ほどして固まったことを確認してから
余分な部分をヤスリで磨き成型します。


これをヒンジの受け皿に設置して
ネジを締めたら完成。
ネジを締める際に、成型箇所が割れたらと
おっかなびっくりでしたが
想像以上に硬度が高く割れる気配はありません。
奥までしっかりネジを留めて完成です。



すごい!
全くブレず元通り、使えるようになりました。


このプラリペアがあれば
欠けたバイクのプラスチックパーツも再生が可能だと思います。

ひさびさのヒット商品を見つけてしまいました。
プラスチックだけではなく幅広い素材にも使えるようなので
小さな割れや欠け、接合部の補強など
是非お試し頂ければ、と思います。
これはいい!