8月23日
九州ツーリング三日目も晴天からスタートです!
外は早くも30℃を軽く超えています。
宮崎西ICを日向灘方面に北上して参ります。
「ひゅうがなだ」
う~ん、言いづらい・・・。
そういえば、アナウンサーの苦手な言葉に
「栃乃洋(とちのなだ)」という力士の名前が有名ですが
これに「等(など)」が付くと最悪。
「春場所は関脇・栃乃洋などが白星発進です」
危なげなく読めたらあなたはアナウンサーです(笑)
閑話休題。
日向灘付近にやってきました。
遊歩道があったので進んでみます。
緑いっぱいの森のような中を抜けていきます。
木々が生い茂った場所では頭上に必ず蜘蛛の巣がありました。
人が通る高さにあったことから、この道はあまり使われていないのかもしれません。
ということは、この道を抜けていけばある意味、プライベートビーチ???
ドドーンと!
とまでは言えませんが、それなりの景色です。
昨日の伊能先生絶賛の地には勝てませんが。
今日は、熊本との県境「高千穂峡」まで走るので、あまりグズグズはしていられません。
日向灘はもう少しだけ先ですが、足場の悪い砂浜と坂道を結構歩いてクタクタなので
ここを日向灘と見立てて(笑)先を急ぎます♪
下りの”鬼ヘアピン”を経て、高千穂峡に到着です!
売れていた「日向夏のソフトクリーム」を頂きました。
もっとオレンジの味が濃いと思ったらサッパリ。
かなりイケますよ、このソフト。
本日のお目当て、「真名井の滝」を上から見下ろします。
既に、ボートが出ていて川は渋滞しています。
ボート乗り場へ行くと、「1時間45分待ち」とのこと。
普段の私なら100%パスですが、ここは旅先。
悩むことなくチケットを買い、1時間45分を受け入れます。
時間つぶしを兼ねて、「流しソーメン」なんてものを食べてみます。
さすが名勝「高千穂」
席に着くと、
オバちゃんの「行くよ~!」という号令と共に流れてきました。
酷い時は1本も掬えずに全部流れていきました(笑)
何か損した気持ちになりながら、お会計を申し出るとまさかのサプライズ。
オバちゃんがザルを手にこちらに歩いて来るではありませんか!
取りこぼしたソーメンはこのようにゴール地点でしっかりザルが受けてくれるんですね。
楽しめて適度にお腹も満たされて、これで500円は割得な感じがしました。
このあと、真名井の滝近辺を散策し、10分前にボート乗り場に向かいました。
救命胴衣をちゃんと着せられて、いざスタートです。
一昨年の、天竜川・川下り事故を受けて、ここも厳しくなったのでしょう。
その昔、友人と山中湖にてボート漕ぎレースをした際も
ぶっちぎりの一位でしたから♪
では、30分の船旅に出てきます。
ボート乗り場を出てすぐに「真名井の滝」は現れます。
ここは撮影ポイントなので皆、ペースが落ちます。
”引き”で撮る者、”寄り”で撮る者、様々です。
ウチは割と”寄り”で撮りました。
マイナスイオンたっぷりで涼しいですよ。
この先は酷い渋滞でした。
特に女の子だけのボートは、意味不明な動きを繰り返していました(爆)
同じ場所をグルグル回っている者、岩場に何度もボートをぶつけて向きが変わってしまっている者。
やはり、ボートは男性に漕がせて、女の子は日傘でも差しているのがよろしいかと思います。
お隠れになった天照大神を夜神楽で誘い出した、と言われている「高千穂峡」
神秘的でとても良かったですよ。
高千穂峡を後に、ヘアピンの坂道を上り切ったところで一休憩。
相棒はこのヘアピンが憂鬱で真名井の滝のボート下りも楽しめなかった、とのこと。
そんなことまったく気付かず・・・ごめんなさい。
バイクという乗り物は人によって技量の差が激しく出るものです。
普段から気を付けてはいるのですが、まさかあのヘアピンがそんなに怖かったとは。
でも、無事にクリアできてよかった。
二日目までがハードスケジュールだったので、今日はこれでおしまいです。
あとは、熊本県内の宿を目指すだけ。
道中、高千穂物産館トンネルの駅にて休憩。
当時のお召列車がそのまま残されています。
お召列車とは、天皇皇后が利用するために、特別に運行される列車のことです。
阿蘇に入ってきました。
ホテルまで5分のところでまさかの雷雨。
全身、パンツまでビッショリです。。。
コンビニに慌ててエスケープです。
ホテルでシャワーを浴びて、夜の街に繰り出します。
と、言ってもホテルから歩いて1分の食べログで評判のお店^^
「和伊華屋 よいば」 というお店です。
名前の通り、和食・イタリアン・中華を出してくれます。
熊本と言えば、「馬肉」
馬が好きな会社の同僚からは怒られるかもしれませんが、美味しかったです(^-^;
そして、「からしレンコン」 「オムライス」「和牛ステーキ」・・・
どれも美味しく工夫されていて、
また一見客にもとても愛想がよく、なかなか良いお店でしたよ。
私は日本酒や焼酎などは飲みませんが、かなりの銘柄を取り揃えていたので
実家の兄を連れて来たら、さぞ喜ばれることでしょう。
宿に戻り、一人缶ビールを飲んでいると、
ふと、8月31日の小学生のような気持ちに襲われました。
明日はバイクを返却して帰る日です。
しかし、夜の便なのでギリギリまで阿蘇の名道を走り回りたいと思います。
が・・・天気が・・・・。