「光市・母子殺害事件」
差し戻し裁判、やっと判決が出ましたね。
俺は昨日、このニュースで右往左往していました(/_;)
放送界から法曹界へモノ申すことは特にありませんが
本村さんという勤勉で愛妻家の一人の人間が
司法というとてつもなく大きな壁に一石を投じた
民衆が注目すべき裁判であったことだけは確かです。
「これで癒されますか?」
なんてふざけた質問をしていた記者も居ましたが
ホンの少しだけ肩の荷が下りたのかな?とは思います。
被告側は即上告をしたということですが
そもそも差し戻しを命じた最高裁に上げて
一体、何をしようと言うのか・・・。
今回の判決を以て
日本の司法界の少年犯罪および殺人に対する
ハードルが下がったことは間違いない。
犯した罪を悔いても失った時間は戻らない
犯した罪を懺悔しても亡くなった人は帰らない。
やはり、死を以て臨む以外に
犯罪者が遺族に出来る
誠意謝罪はないのだろうと、俺は思う。
今後、最高裁は一日も早く結審し
本村さんに少しでも安眠の時間を作ってあげて欲しいと思う。
しかし、つくづくあの人(本村さん)は
勤勉家なのだな、と感じた。
名うての弁護士も裸足で逃げ出すほどの法律知識と雄弁さ。
すべては亡き妻と娘への愛情からなるものだとわかってはいるが
果たして自分がああなれるのだろうか・・・いつも感じていた。
本村さん、お疲れ様でした。
一日も早く最高裁の結審を得て
少しでも緊張を解いた生活を送って下さい。