あの方候補一覧 宮野厚司
※2018年4月掲載の1011話で宮野夫妻に関する新情報が多数、明かされました。詳細は2018年の宮野夫妻に関する新情報参照。
○根拠
・宮野厚司は灰原の父で、数年前に事故死したとされている。あの方厚司説に立つ場合は厚司が表向き死んだだけで、実は密かに生きているという仮説に立つ必要がある。
・組織のカラーが黒の理由
→あの方は表向き死んでいて全員喪服で活動しているからか。
・コードネームが酒
→コードネームが酒なのはホームズシリーズの影響とする考えがある一方で、次の影響とする考えもある。「みやの」をアナグラムすると、のみや→飲み屋となること。
・灰原の親という重要な立場に居るキャラなのに、妻のエレーナに比べると、彼についての話がほとんど出てこない。95巻までに出てきた話は「阿笠、出島と彼との絡み」「幼い明美を伴ってデザイン所にやってきたこと」程度で、少な過ぎる。
・灰原発言「ただでさえ信じがたい人物が浮かんでくるかもしれない」
→発言者自身の父があの方なのではないか。
・厚司と顔見知りだったアガサ
→灰原がアガサのところに居候する気にもなったとしてもおかしくはない。
・アガサと厚司は昔研究仲間で、厚司が組織を作る際にアガサも誘ったが、阿笠に断られたのではないか。
・ベルモットが組織壊滅を望んでいるのは組織がある薬を研究したからと思われるが、そのベルモットが宮野一族を恨んでいる理由としてその「ある薬」を宮野一族作ったからというのは充分納得がいく。つまり「(薬を研究の中核を担う宮野厚司=あの方)が統括する組織を憎む」という図式が成り立つ。
・明美が監視付きとはいえ、あの年齢まで普通に暮らせてこられたのは父がボスだからではないか。
・彼に与えられたコードネームが未だに明かされていない
→作者発言によればあの方にコードネームはないという。灰原にシェリーというコードネームが与えられていたように、製薬という組織のワークの中心事業に携わっていた厚司にもコードネームが与えられていたはずなのに、未だに明らかとなっていない。
バーボンに関しては、火傷赤井の時にバーボンの独自調査の許可をあの方が直々に出している。
こんだけ色んな組織員に言及をしているのに、『シェリー』に関してボスの言及シーンが皆無という不自然さ。
・厚司ラム説もある。根拠は「コードネームの法則によれば、ラムが男であろうこと」、「素顔がまだ明かされておらず、義眼か否かが不明であること」、「彼に与えられたコードネームが未だに明かされていないこと」、「明美が監視付きとはいえ、あの年齢まで普通に暮らせてこられたのは父が重役的キャラだったからではないかという推測が可能なこと」、「灰原の親という重要な立場に居るキャラなのに、妻のエレーナに比べると、彼についての話がほとんど出てこないこと」などである。
※否定根拠
・作者は「厚司は今後、顔を描くかも」といったが、厚司があの方なら確実に今後、顔の描写を描くはずなので不自然である。
・あの方厚司説に立つ場合、厚司が表向き事故死したが、実は密かに生きているという仮定が必要となる。
→シャロン、赤井秀一、烏丸、初代キッド、コナン、シェリーなどのように、作中では「表向き死んだとされていたが、実は密かに生きていた人物」が頻出する。灰原というメインキャラの親が実は生きていたというのはありうることといえる。
・組織のプロジェクトが始動したのは50年前あたりなのに、厚司の言動によれば、彼が組織入りをした時期は30年前あたりと思われ、不自然である。
→あの方がプロジェクト開始から存在していたのかは不明である。(エレーナの組織加入時期は不明。)
・ピスコの発言「事故死した御両親もさぞかしお喜びだろう・・・だがこれは命令なんだ・・・悪く思わんでくれよ・・・志保ちゃん・・・」、「よせ・・・私を殺すとシェリーを探せなくなるぞ・・・私には見当が付いている・・・そ、それにあの方に長年仕えた私を殺すとおまえの立場も・・・」でも宮野夫妻が事故死したことになっている。
→確かにピスコはあの方に長らく仕えたらしい。しかし、そもそもピスコが厚司の生存を知らなかっただけな可能性もある。ジンに「そのあの方から殺害命令がきた」と告げられてピスコが驚いたのは「自分が殺されることだけではなく、死んでいると思っていたあの方が存命なことに気づかされたからではないのか。
※あの方=烏丸=エレーナ=高飛車な女説は2012年頃からYAHOOブログ主のめご氏が最も強く支持している説である。
しかし、2018年1月に作者が「宮野夫妻は死んでいる」と発言したため、宮野夫妻説は否定視されつつある。