椙田(すぎた)です、
ビジネスに関して成功する上で
絶対にやってはいけないことがあります。
それは「くれくれ君」になることです。
くれくれ君とはサービスや情報や人脈を
タダでもらおうというセコい人間のことです。
こういう人は、
その場では一時的に得した気になっても、
トータルで見ると結果的に損しますので、
注意しましょう。
-「くれくれ君」の思考法-
友人の智慧やコンテンツを無料でもらう。
知人の人脈に無断で売り込みをする。
本来なら有償で対価を支払うべきところを
タダで手に入れることができたとしたら、
一見、得したように見えます。
しかし、実際には損します。
まず、知らず知らずのうちに、
くれくれ君マインドになってしまうからです。
そうなると、
自分の損得にしか意識が向かなくなり、
見えている世界が狭い状態になります。
試しにあなたの「くれくれ君」指数が
分かる簡易なテストを行なってみましょう。
さて、目の前に一流の成功者が現れたら、
あなたはどんな行動をとりますか?
もし、
「成功のコツを教えてください」
「業界の人を誰か紹介してください」
「弟子にしてください」
といった質問を投げかけるなら、
「くれくれ君」思考に陥っている状態です。
たとえチャンスに巡り合えても、
自らの行動によってミスミス取り逃がす
恐れがあるので要注意です。
-「くれくれ君」の末路-
タチの悪いことに「くれくれ君」は、
本人には自覚がないことが特徴です。
しかし、周りにはハッキリと分かります。
あの人は何をするにしても、
常に自分が最優先。
他の人のことなど後回し。
本人にその気がなくても、
相手にはそのように伝わっています。
人は自分にされた嫌なことはしっかり覚えて、
自分がした嫌なことはあまり覚えていない
生き物です。
くれくれ君であることが相手にバレたら最後、
それ以降は相手にされなくなります。
関わったら、余計なことに
自分の時間を奪われることを
身をもって知っているからです。
相手が時間を最も大切にする成功者なら、
なおさらでしょう。
-くれくれ君はチャンスからほど遠い-
『GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代』
の著者であるアダム・グラントによれば、
“世の中を形成する原理原則において、
人間のタイプは次の三つになる”
ということです。
① ギバー:人に惜しみなく与える人
② マッチャー:損得のバランスを考える人
③ テイカー:真っ先に自分の利益を優先させる人
この中で、長期的に見て大成功を収めるのは、
①の「ギバー」です。
そして成功にほど遠いのが、
③の「テイカー」です。
「テイカー」とはここで言う
「くれくれ君」を指しています。
-「ギバー」が最強である理由-
「ギバー」が成功するのは、
信頼ネットワークによるものとされています。
自分が何かするときや困ったときに、
人がすぐに集まって来てくれます。
ドラッカーも述べるように、
人的資本が最も企業やビジネスにおいて
重要な財産となります。
つまり「ギバー」が成功するのは、
自分の力だけでなく、結果的に
多く人の力を引き出すことができるから
なのです。
-だれでも「ギバー」になれる-
ギバーは、常に与えられたものを真摯に受け止めます。
相手が自分のために払った労力や時間に敬意を示します。
すると、自然と感謝の気持ちも生まれます。
与える3原則、
「応援」「思いやり」「感謝」をもって、
相手のために何ができるか考えて対価を提供します。
むやみにモノやお金を与えるのではありません。
成功する「ギバー」と、
成功しない「テイカー」との最大の違いは、
“与える目的”です。
「テイカー」こと「くれくれ君」は、
自己の利益を最大化にするために与えます。
それに対して「ギバー」は、
公共の利益を最大化にするために与えます。
「教えてもらおう」
「もっと情報をもらおう」
「紹介してもらおう」
と(利己的に)考える前に、
企業や相手と自分の利益を最大化するために
与えられるものは何だろうか、
と自問して考えてみましょう。
それが最強の「ギバー」になるための
はじめの一歩なのです。
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