くれくれ君は結果的に損をする | 入居率29%でも回る非常識な不動産投資

入居率29%でも回る非常識な不動産投資

当ブログ『入居率29%でも回る非常識な不動産投資』は、皆さまのご支持により2013年4月に『空室率70%でもキャッシュが回る非常識な不動産投資術』(ごま書房新社)として書籍化されました。「石原式で買って、尾嶋式で埋める」というシンプルな投資手法を紹介しています。



椙田(すぎた)です、


ビジネスに関して成功する上で
絶対にやってはいけないことがあります。

それは「くれくれ君」になることです。
くれくれ君とはサービスや情報や人脈を
タダでもらおうというセコい人間のことです。

こういう人は、
その場では一時的に得した気になっても、
トータルで見ると結果的に損しますので、
注意しましょう。



-「くれくれ君」の思考法-

友人の智慧やコンテンツを無料でもらう。
知人の人脈に無断で売り込みをする。

本来なら有償で対価を支払うべきところを
タダで手に入れることができたとしたら、
一見、得したように見えます。

しかし、実際には損します。


まず、知らず知らずのうちに、
くれくれ君マインドになってしまうからです。

そうなると、
自分の損得にしか意識が向かなくなり、
見えている世界が狭い状態になります。

試しにあなたの「くれくれ君」指数が
分かる簡易なテストを行なってみましょう。


さて、目の前に一流の成功者が現れたら、
あなたはどんな行動をとりますか?

もし、
「成功のコツを教えてください」
「業界の人を誰か紹介してください」
「弟子にしてください」
といった質問を投げかけるなら、
「くれくれ君」思考に陥っている状態です。

たとえチャンスに巡り合えても、
自らの行動によってミスミス取り逃がす
恐れがあるので要注意です。



-「くれくれ君」の末路-

タチの悪いことに「くれくれ君」は、
本人には自覚がないことが特徴です。

しかし、周りにはハッキリと分かります。

あの人は何をするにしても、
常に自分が最優先。
他の人のことなど後回し。

本人にその気がなくても、
相手にはそのように伝わっています。

人は自分にされた嫌なことはしっかり覚えて、
自分がした嫌なことはあまり覚えていない
生き物です。

くれくれ君であることが相手にバレたら最後、
それ以降は相手にされなくなります。

関わったら、余計なことに
自分の時間を奪われることを
身をもって知っているからです。

相手が時間を最も大切にする成功者なら、
なおさらでしょう。



-くれくれ君はチャンスからほど遠い-

『GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代』
の著者であるアダム・グラントによれば、

“世の中を形成する原理原則において、
人間のタイプは次の三つになる”
ということです。

① ギバー:人に惜しみなく与える人
② マッチャー:損得のバランスを考える人
③ テイカー:真っ先に自分の利益を優先させる人


この中で、長期的に見て大成功を収めるのは、
①の「ギバー」です。

そして成功にほど遠いのが、
③の「テイカー」です。

「テイカー」とはここで言う
「くれくれ君」を指しています。



-「ギバー」が最強である理由-

「ギバー」が成功するのは、
信頼ネットワークによるものとされています。

自分が何かするときや困ったときに、
人がすぐに集まって来てくれます。

ドラッカーも述べるように、
人的資本が最も企業やビジネスにおいて
重要な財産となります。

つまり「ギバー」が成功するのは、
自分の力だけでなく、結果的に
多く人の力を引き出すことができるから
なのです。



-だれでも「ギバー」になれる-

ギバーは、常に与えられたものを真摯に受け止めます。

相手が自分のために払った労力や時間に敬意を示します。

すると、自然と感謝の気持ちも生まれます。


与える3原則、
「応援」「思いやり」「感謝」をもって、
相手のために何ができるか考えて対価を提供します。

むやみにモノやお金を与えるのではありません。

成功する「ギバー」と、
成功しない「テイカー」との最大の違いは、
“与える目的”です。

「テイカー」こと「くれくれ君」は、
自己の利益を最大化にするために与えます。

それに対して「ギバー」は、
公共の利益を最大化にするために与えます。


「教えてもらおう」
「もっと情報をもらおう」
「紹介してもらおう」
と(利己的に)考える前に、

企業や相手と自分の利益を最大化するために
与えられるものは何だろうか、
と自問して考えてみましょう。

それが最強の「ギバー」になるための
はじめの一歩なのです。

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