今日はホッピーの

5回目の月命日でした

 

こちらモバラー地方では

桜の季節も終わり

田んぼには水が入り

ゲコゲコゲコゲコ

かえるの大合唱がはじまりました

 

これから真夏がはじまるまでの間

すべてがグッリーーンだよ!になる

この時期がとらばぁは一番好き

 

ホッピーとのお散歩の

田んぼコースが

とっても気持ちよかったな

 

さてさて

今回も悲しいお話です

 

でもこれはどうしても

ブログにアップしたいと

思っていたので

悲しい気分になりたくない方は

どうぞスルーしてください!

 

実は…

 

ホッピーがほそーいほそーい

糸を手繰り寄せて

手繰り寄せて

突然 ひょんなことから

「犬の国」から手紙が届きました

(と思っているわたし)

 

そのお手紙が今回のお話

 

ホッピーから

「お手紙が届くよ」

とお知らせがあったのは

ホッピーの3回目の月命日が

過ぎた頃のことでした

 

でもその時は

どうしても開封する

勇気がありませんでした

 

というのも

その手紙が

ホッピーの最期のお話だったからです

 

開封するのが怖くて怖くて

 

「もっと早くに気付いてあげれば

ホッピーは死ななくてすんだかもしれない」

 

あの気持ちとホッピーの最期のことが

フラッシュバックして

開封するのを永久に辞めようか

とさえ思いました

 

でもそのままにしておいては

きっともっともっと後悔する

 

そう思って

ホッピーからのお手紙を

勇気を出して

開封することにしました

 

ここにこのお話をアップするのは

原因がわからず

元気のないホッピーの病気のこと

私自身もずーっと

たくさんネットで検索しました

 

それでも当てはまるのが

まったく見つからなかったからで

 

もし同じような症状で

今 悩んでいる方のために

少しでも力になれば

という気持ちで綴ります

 

結論から書いてしまうと

ホッピーは脳浮腫からくる

脳ヘルニアで亡くなりました

 

*脳浮腫と脳ヘルニアについては

上のリンクで確認してみてください

 

脳浮腫になった原因は

「脳炎」であったらしい

 

一言で犬の脳炎といっても

いろいろな脳炎あるようで

どの脳炎なのかまでは

わかりませんでした

 

*脳炎の詳細については

上のリンクで確認してみてください

 

ここでひとつお伝えしておきたいのが

「犬の脳の病気」で検索してみると

どうしても「小型犬の病気」

もしくは大型犬であれば

「シニアの大型犬の病気」

であることが多いらしいのです

 

ホッピーは4歳という若さ

それにラブラドール

 

「脳炎」を起こすことはないだろう

と思われる犬種と年齢でした

 

でも

ホッピーからのお手紙には

「若い大型犬でも脳炎を起こすことがある」

 

そして

このケースは

そこまで「レアケースではない」

ということでした

 

もし同じような症状で

原因が不明であれば

神経科の先生のいる病院に

二次診断にいかれることをお勧めします

 

このホッピーからのお手紙が

わたしと同じように悩んでいる方にも

届いてくれるといいなと思います

 

そして何より

このお手紙によって

わたしの黒くて暗い気持ちは

とても楽になりました

 

まるでホッピーが

「とらじぃととらばぁが

悪いんじゃないじょ」

っと伝えてくれたようでした

 

ホッピー 

ほんとうにありがとう

ホッピーのこと

ずーっと大好きだからね

未設定

 

 

 

 

さてここから下は

ホッピーの最期の1週間を

まとめました

 

長いのでご興味のある方だけどうぞ

 

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原因不明で元気がない中

1週間過ごした後

ホッピーは2015年11月15日

MRIの検査を受けて亡くなりました

 

この検査がなければ

今回のお手紙も

届かずじまいだったことでしょう

 

辛いのにMRIの検査まで

ほんとうに頑張りました

 

ほんとうに偉い子です

 

その時は

MRI検査直後に亡くなったので

結局 脳に原因があった

ということしかわからないままでした

 

「あれ?少し様子がおかしいな」

っと思ったのが

1週間前の11月8日(日)の深夜

 

その日は夕方のご飯も

通常通りの食いつきぶり

 

雨の一日だったので

夜11時頃に

トイレにとショート散歩に

出かけた時のことでした

 

なんとなく元気がない

と思ったのが始まりでした

 

ちょっと元気が無く

熱っぽい感じで

目がとろんとしていました

 

この時

後脚に小刻みの震えがありました

 

11月9日(月)2日目

朝一で病院へ

普通に歩けるけど

後脚に震えがあるので

車の乗り降りは抱っこしました

 

ホッピーは抱っこが苦手な子だったので

抱っこさせてくれたのは

この時点ですでに

相当辛かったのかもしれません

 

血液検査の結果はすべて良好で

細菌性の高熱から

足に震えがきているのでは

とのことでした

 

抗生物質を処方してもらいました

 

その夜は症状が

少し改善したように見え

階段の上り下りも

できるようになりました

 

11月10日(火)3日目

 

朝は後脚の震えも無く

昨日よりも元気な様子

 

なのに

午後になると目が虚ろになり

呼吸が荒く

苦しくて伏せもできない

 

とても心配になり

病院に連絡をして

時間外に開けていただき

点滴と解熱剤の入った

注射をしてもらいました

 

そのお陰か

また症状が改善されたように見えました

 

ご飯もいつも通りの食いつきでした

 

でも少し目がおかしいかな

 

11月11日(水)4日目

 

本調子ではないものの

熱が下がったようで

2日ぶりにうん◯ょすもでました

 

いただいた抗生物質で

この日は様子を見る

 

ご飯もいつも通り出し

りんごもぱくりんちょ

 

でも辛そうだったね(涙)

 

11月12日(木)5日目

 

原因がわからないまま

元気がないので

大きな病院で診察してもらうことに

 

血液検査とレントゲン検査の結果

特に異常なし

熱は42度と高い

 

後脚が震えるということで

バビ症候群?もしくはヘルニア?

などが疑われるも

後脚に明らかに感覚があるので

バビ症候群ともヘルニアとも

あてはまらずで

原因がわからずじまいでした

 

この日は

前の病院とは違う抗生物質と

解熱剤をいただきました

 

普通に歩いていて

ご飯だっておやつだって

この目力でロックオン

 

11月13日(金)6日目

 

階段の上り下りはするけれど

後脚がウサギのように

ぴょんぴょんと揃ってしまう

 

どこかが痛いのか

熱があるのか

とにかく辛くて眠れない様子で

とても心配でした

 

あまりにも辛そうなので

緊急で夜に病院へ行きました

 

自力で歩くことはできるけど

足には力が入っていない感じ

 

目にチック反応のようなものが

たまにでるようになる

 

病院では

首のあたりが痛いようだ

ということで

針治療をしてもらって

痛み止めを処方してもらいました

 

この夜は歩けるけど

もう階段は登れなくなっていました

 

それでも食欲だけはいつもの通り

 

11月14日(土)7日目

針治療と痛み止めのせいか

昨晩はぐっすりと眠れた様子でした

 

でも朝からまたチック反応がでる

 

この日

お友達がお見舞いに来てくれたけど

まさかこの20時間後に

亡くなるとは誰も思わなかったと思います

 

でもここからどんどん

症状は悪化していくばかりでした

 

夕方頃からは

平衡感覚もとれなくなっていました

 

また夜病院へ急行したのに

原因はわからないまま

 

もう精密検査をするしかないと

まるで匙を投げられたようでした

 

この日 病院に行く時には

もう自力では歩け無くなり

キャンプのカートを使いました

 

まさかこんな形で

このカートを使うなんて

思いもしませんでした

 

目も充血していて

明らかにいつものホッピーではない

辛かったね

 

病院から帰ると

もう完全に立ち上がることさえ

できなくなってしまい

そんなホッピーを見ているのが

本当に悲しく辛かった

 

もう立ち上がれないので

おしっことうんちは

抱っこしてあげながら

 

最期の夜は一緒にソファで寝ました

夜中に「キャン」という一声

それでも「だいじょうぶだからね」

とわたしは声をかけ続けました

 

11月15日(日)8日目

 

朝からもう眼振が始まっていました

 

前足をバタバタ

一定のリズムで

動かしっぱなしで

まるで泳いでいるみたいでした

 

食べ物の匂いに反応して

食べようとするけど

私の手にある食べ物までの

距離がわからない様子でした

 

口に食べ物を入れてあげるけど

もう噛んだり

飲み込んだりはできませんでした

 

この朝

おしっこは寝たままでしました

 

こんなことは初めてでした

 

すぐにMRIの受けられる県内の病院

 

そんな馬鹿なと思ったけど

ここでも血液検査は問題無し

すべての数値が健康

 

MRIとCTの検査後

麻酔から無事覚めてくれて

ホッとしたのもつかの間

 

検査結果が出るまでの

入院に備えて

流動食を入れる管を

入れているところで

容態が悪化してしまいました

 

蘇生して一度は帰ってきたのに

その後 

ホッピーが帰ってくることはありませんでした

 

最期にわたしがホッピーに触ると

びくんっとしました

 

これがわたしたちのお別れでした

 

その感覚が今も忘れられません

 

そして

これから先も

ずーっとずーっと

忘れることはないでしょう

 

以上が

ホッピーからのお手紙でした

 

きちんとホッピーのお手紙は

とらじぃととらばぁに届いたよ

 

そして

このお手紙を必要としいる

どなたかにも届くといいね