SGベース改造 | 続・我が逃走

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不完全密室殺人/JONNY/パイプカツトマミヰズでベースギターを担当する舟橋孝裕のブログです。

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JONNYのスタジオに最近ひょんな事から入手した Greco SGベースを持ち込んでみた所、物凄く良かった。
中低域にガッツのある音で、その音の存在感もさることながらブリッジのミュート機構を使う事によってまさに狙った通りの「なんちゃってポール・マッカートニー」風の音(ヘフナーのヴァイオリンベース風のサスティーンのないポコポコした音)も出るのが素敵。

調べてみた所、どうやら70年代に製造された楽器のようなのだけどその貫禄ある見た目、音はメンバーにも褒められて顔がほころぶのを抑えるのに苦労したわい。
購入時に死んでいたフロント・ピックアップは、色々試した結果どうやらコイルが断線しているようなのでとりあえず外してしまった。よってリア・ピックアップのみで出力している。が、これで十分。タイトでパワフルな音。

というわけでフレットを磨いて電装系を総交換。ワン・ボリュームのワン・トーンという回路になった。使わないスイッチやツマミも見た目を損なわないようにダミーで残しておいた。フロント・ピックアップもカバーだけ残っているので、一見購入時から変化はない。けれどもすっかり生まれ変わったぜ!

しばらくJONNYのスタジオやライブに、SBVと共に連れて行こうと思う。



追記:調べてみるとこのモデル、EB-650というモデルの様子。本文中に書き忘れたけど(ほぼ)ロングスケール故、半音下げにしても実用に耐える。つくづく良い買い物をしたと思う。