『油そば』 | 続・我が逃走

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不完全密室殺人/JONNY/パイプカツトマミヰズでベースギターを担当する舟橋孝裕のブログです。

麺類が、好きである。


今や完全に日本食として一地位を築いた感のあるラーメン。

~系だとか~インスパイアだとか言われる程、愛好家の中ではすみわけが定着しており、ラーメンという料理をとりたてて意識しない人間には底知れない深さをもったそんな世界である。

かくいう僕はといえば、ラーメンが好きではあるけれども「ここのスープは云々」とか「今日は麺がどうの」とかそういう繊細な味の差異、店毎の評価はとりたてて気にもせず漠然と「ニンニクが入っているのは旨い」とか「太麺の方が好き」とかそれくらい大雑把にしか個人の嗜好を説明できない程度の、怠惰なラーメン好きである。


さて今回はそんなラーメンの中で、ある時期を境にブームになった(らしい)『油そば』を作ってみようと思う。

何故『油そば』かと言われれば理由は簡単、それこそ「簡単そうだから」である。何もマニアではないので麺から作ったりはしない。100円均一の3袋100円の焼きそば麺を使って調理する。


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冷蔵庫に残っている食材を使って気軽に調理。


「この黒い塊は何なの?」

「決まっているじゃあないか、豚バラ肉だよ」

「何でこんなに真っ黒なの?」

「味付けがしてあるからだよ」

「それにしたって真っ黒じゃあないか。辛くないのかい?」

「食べてみればわかるけど、意外といいんだぜこれが」

「やだから辛くないのかってき」

「大成功!」


結果、『チャレンジ!クッキング』史上、初と言っていい程狙い通りの味になり、そして旨い料理となった。

手間もそうそうかからないし、これは是非また作ってみよう!


『油そば』の覚書

・麺は焼きそば用の麺を使う。

・醤油100ccにニンニクのみじん切りを入れ、火にかける。

・上記のものに豚バラ肉を適当に投下、煮詰める勢いで煮る。

・野菜を適当に切って湯通しする。

・豚肉が煮えたら肉だけ取り分け、煮汁にゴマ油、オイスターソースをそれぞれ50cc入れる。

・醤油が足りなかったら追加、味を調えて火にかける。これをタレとする。

・麺を電子レンジでチンする。

・麺にタレをよく馴染ませ、その上に野菜、豚肉を載せる。

・お好みで卵黄、ニンニクを載せてかっ食らう。