■「もっと宣伝すればいいのにね」というあなたへ | ■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

車いすでの旅行って、不安がいっぱいです。もしも、山形や米沢に旅行に行くなら、どうすればいいの?車いす旅行アドバイザー・遠藤直人がお伝えしますよ。小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館より。

今日は、ズバッといきます。

車いすでもラクラクの旅を応援してます…

鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人
 @Naaot です。
お客さまをお見送りしているとき、たまに言われるのが…
「いい宿なんだから、もっと宣伝すればいいのに…。」

サービス業なら一度は言われる、あるあるな一言。
けっこう男性に多い。

とりあえず、
「そうですね。ありがとうございます。」
と返します。

しかし、内心は
「うーん、わかってないなぁ。^^;」
と思ってます。

何がわかってないかというと…
「宣伝は、企業がするもの」
と思ってらっしゃる。

実際には
企業発信の宣伝より、
お客さま発信のクチコミのほうがチカラがあります。

お客様自身が発信できるんです。

ソーシャルメディアなんか使わなくても、
「この前いった旅館がさ…」とか、
「米沢ってなかなか面白くてさ…」とか。

日常の話題に入れていただければ、OK。

そのへん心得ているお客さまは
「いい宿だったって、知り合いに伝えておくよ。」
とおっしゃいます。

わかってらっしゃる。^^

さらに一歩すすめます。

私は観光に携わる者として、
立場を変えて、「あえて」をやっています。

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どうして地元なのに駅弁を食べるのか?


例えば、駅弁。

駅のキオスクでおにぎりを買ってもいいんですが、「あえて」駅弁にするんです。


米沢に住んでるので、いつでも駅弁は食べられるのに。
「地元なのになんで米沢の駅弁?」って思われるかもしれませんが、理由は「あえて」です。

そして、フェイスブックにアップするんです。
「やっぱり、牛肉どまんなかは、おいしい!」って。

ポイントは、ユーザーになること。

売り場で写真だけ撮って評論家的に
「米沢には、おいしい駅弁があります」と伝えるのではなく、
実際に弁当を食べてユーザーとして
「やっぱり、うまい!」とアップする。

この差。

「観光で大事なのは、地域の魅力の発信!」
というと、なんか堅苦しくて、チラシでも作らなくちゃならなそうですが、なんということはありません。

自分がユーザーになって「うまい!」とか「楽しい!」とか「絶景!」とかアップすればいいんです。

それを見た友達や知り合いが、「米沢いったら牛肉どまんなかだな。」と思ったり、「どうせだから来週食べにいくか…」と繋がっていきます。

ソーシャルメディア時代になって、ますます自分がユーザーになったときの目線を大事にしないとです。

そんなことを考えながら、牛肉どまんなかをおいしくいただきました。
ごちそうさまでした。


「駅弁って、豪華。^^」
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藤村先生

米沢への道