■るるぶトラベルと米沢八湯がコラボ!新たな旅行会社の可能性とは? | ■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

車いすでの旅行って、不安がいっぱいです。もしも、山形や米沢に旅行に行くなら、どうすればいいの?車いす旅行アドバイザー・遠藤直人がお伝えしますよ。小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館より。

「大手旅行会社がココまでやってくれるの?」
というココロ意気に感服した…
若ダンナの遠藤直人 @Naaot です。

ついに、オープンしました…
米沢八湯 と るるぶトラベル のコラボページ

女性同士で楽しみたい!米沢八湯

旅行のサイトやプランのページは、星の数ほどあるのですが…
このページは、何が違うのか?
舞台裏を含め、解説いたします。

ちなみに、るるぶを編集しているのは、JTBです。

つまり、るるぶトラベルとのコラボは、
JTBと米沢八湯との新たな取り組みといえます。

るるぶトラベル

米沢八湯×JTBのコラボ

このプランページの特徴を3つお伝えしますね。

①旅行会社がターゲットを絞ってプランニング

従来の旅行会社にできなかったこと…
それは、ターゲットを絞ったプランです。

実際の店舗の棚を見ていただくとわかりますが…
「海外」、「国内」にはじまり、
「北海道」、「東北」、「九州」などエリアにわかれ、
「山形」、「宮城」と県になります。

パンフレットを開けば、「小野川温泉」、「かみのやま温泉」といった具合。

「行き先=場所」という発想

まるで、郵便番号検索のように場所を絞り込む形になっています。

一見すると、とても機能的なのですが、
果たしてこれでいいんでしょうか?

お客様によっては、
場所は、どこでもいいんだけど、
カップルで楽しめる旅がしたい!とか
長寿のお祝いがしたい!とか
トレッキングしたりアクティブに楽しみたい!とか
場所と関係ないニーズがあります。

そこで、今回は「山や自然が大好きな女性の2人旅」を想定して、
プランを作ってみました。

場所と関係なく、ターゲットに対応する発想です。

もちろん、結果的に米沢八湯という場所は出てくるのですが、
大事なのは、ターゲットです。

旅行会社の実店舗の棚も
「ラブラブカップルならココ!」とか、
「女性の一人旅でも安心!」とか、
そんなパンフレットの並べ方をしてもいいはずなんですよね。

パンフレットの紙面も同様です。

でも、なかなか場所以外での編集が難しいのが現状。
もったいないです。

今回の企画では、
山旅が好きな女性2人組がターゲット。

「どこに?」ではなく、
「だれに?」を考えて情報を編集
してみました。


②温泉単位を超えた共通プランを旅行会社が制作

じゃらんや楽天トラベルなどのネットエージェントの得意技は、
自由に様々なプランが作れること。

予算に限界がある紙のパンプレットではなく、
インターネットだからできるワザです。

そのプランやページを考えるのは、
旅館やホテルの担当者です。

旅行会社は、システムを提供し、
旅館が自由に使う仕組み
です。

それに対し、JTBやJRなど、
従来の旅行会社の得意技は、人間関係と編集力。

旅行のプランを旅行会社と宿泊施設の両者がいっしょに考えて、
編集は旅行会社側が行います。

旅行会社が関係性を作り、
編集まで責任をもつ仕組み
です。

得意分野が違います。

今回の米沢八湯のプランは、
るるぶトラベルでなければできなかったプランです。

米沢八湯は、特殊な枠組みです。

通常は、
小野川温泉や白布温泉という温泉地単位でグループができます。

米沢八湯は、
小野川温泉や白布温泉も含め、米沢市内の一軒宿も合わせた
エリア内の全温泉旅館のグループです。

すると、温泉地単位ではない分、
みんなで同じことをするにあたりコンセンサスを得るのが大変だったり、
旅行会社とのおつきあいも宿ごとに違いがあったりします。

「旅行会社とは、おつきあいがない宿もあるから、今回は難しいかも…。」
正直なところ、お話をいただいたときはそう思いました。

しかし、そのあたりをJTBの担当者である加藤さんが、
一軒一軒、足を運んで、解決してくださいました。

さらに、ページの編集も加藤さんが米沢八湯の意見を考慮して、
やりとりしながら、決めていただきました。

そして、ページの制作は、るるぶトラベルで行うという…
とってもありがたいお話でした。

たとえインターネットのページでも、
地域に足を運んで、様々な宿の担当者と話し合って生み出していく

旅行会社という立場だからできた「ならでは」のお仕事でした。


③旅行会社の担当者が顔出し

今回、いろいろお願いしたなかで、
一番無理だろうと思っていたのは、ココでした。

最近はやっている「顔出し」。


旅館の女将や若ダンナの顔出しは、だいぶ浸透してきました。

でも、米沢八湯から…
「ぜひ、担当の加藤さんもいっしょに出てください!」
という前代未聞のお願いをしてみました。

旅館の女将や若ダンナの顔出しも大事なんですが、
それだけなら、JTBでなくても、他の旅行会社でもできてしまいます。

「このプランは、私たちが取材して、オススメします!」
という旅行会社のスタッフとしての顔出しをお願いしました。

「無理だと思いますが…」
というこちらの前置きとはウラハラに…
実現してくださいました。

さらに、旅行会社スタッフの立場での
お客様へ向けたお手紙風のコメントも。

るるぶトラベルにしかできないスタッフによる発信です。

ほかにも、フェイスブックページやブログなど
米沢八湯の発信するサイトへのリンクまでいただきました。

他サイトへの流出を嫌う大手は、普通はリンクしてくれません。

そんな旅行会社の新たな可能性の結晶といえる
米沢八湯とのコラボサイト…
女性同士で楽しみたい!米沢八湯

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