界に愛されたスケーター



高橋選手が引退表明しました。
いずれはこういう日が来るのは
覚悟していました。
また、高橋選手が決めたことを
全面的に支持する気持ちでもいます。

しかし、いざそれが現実になると
自分でも驚くほど
動揺してしまいました。
胸が一杯になりました。
涙が滂沱と溢れました。

ジャンプやスピンやそれぞれの技術が
素晴らしい選手は多くいます。
が、高橋選手のような表現力があり、
まさに音楽が彼の動きから
感じられるような選手は
ほぼ二度と現れないのではないか、そんな
気がします。

華があって指先まで美しいスケーティング、
何ともいえない雰囲気をかもし出し、
見るものを魅了する。
それでいて謙虚で人柄のよさも感じさせる。
彼の出てない大会は火が消えたようです。
それは真央ちゃんも同じ・・・。


しかし、長い間第一線をひた走り、
怪我にも苦しみながらも自分のスケートというものを
確立していき観客を楽しませてくれました。
感動も与えてくれました。
本当にお疲れ様でした。

これからの人生にも幸多きことを
祈ります。
大ちゃん、有難う。