三途の川とは?古代史漫談 | チャリで巡る お風呂屋さん!風呂敷日記

三途の川とは?古代史漫談

昨日 送り火でご先祖さんが彼の世に帰られたんでオバケ

三途の川でいきましょうか・・( ̄▽+ ̄*)


ご存知 あの世とこの世の境の川


実はねえ・・三途の川というのは三本の川なのだ


ある霊能者曰く・・

そこには 霧のような川が三本

それは川としか表現できないものがあの世とこの世の境にある

らしい・・


見たことないんでなんともいえんが(´_`。)

印象的な話だった


この三本というの覚えててね
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三途の川という概念は仏教からと一般的に言われているが・・

もともと日本に古来から 

あの世とこの世の境界に川があるという概念はあったとも言われる

そうだろうとおもうは(* ̄Oノ ̄*)

とういうのは世界の神話を調べてみると

あの世とこの世の境に

川があるというのは結構出てくるのだ


非常によく似た例で有名なのは

ギリシャ神話のステュクス

地下世界を流れる川・・日本で言うたら黄泉の国の川やな・・


これも面白いことに 支流が三本に分かれている


火の川 プレゲドン

忘却の川 レテ

悲嘆の川 コーキュートス

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おもしろいのは 

叫びコーキュートスはドクロ地獄に流れる最下層世界の川!

ていうのはね 

三途の川が三本というのも最悪の階層世界につながっているだ!

一本の川のに落ちるとそこは地獄界叫び

一本の川に落ちるとそこは餓鬼界ドクロ

一本の川に落ちるとそこは畜生界ねこへび

だから皆落ちたくないんです(/TДT)/

なんとしても無事に渡りたいんですわ!!

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ゆえに渡し舟とかが出てくるわけよね

ギリシャ神話にもカローンという渡し守がでてくるんだわさ

櫂を持ち襤褸を着た長い髭の無愛想な老人で、

死者の霊を小舟で彼岸へと運んでいる。渡し賃は1オボロスとされ、

古代ギリシアでは死者の口の中に1オボロス銅貨を含ませて

弔う習慣があった

1オボロスを持っていない死者は後回しにされ、

200年の間その周りをさまよってからようやく渡ることができたという

まるで日本の三途の川の渡し賃 

六文銭とおなじなのよね(°∀°)b

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三途川

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%80%94%E5%B7%9D


他の民族の神話でもあの世とこの世を隔てる

三つの障害というのはでてくるんだわさ(´0ノ`*)

それは到底越えることの不可能そうな切り立った山三つとか

断崖絶壁の奈落のような谷三つとか

どういうわけか出てくる


で私はもともとこんな三途の川なんて嘘だとおもっていたが(  ̄っ ̄)

世界中にこのあの世とこの世の境に 

三つの越えがたい障害があるというのは

ひょっとしたら ほんまじゃないのか?

と最近思い始めた(-。-;)


というのはね

精神を病んだ状態の人を見ててそうおもったんやな・・

たとえば鬱状態の人は

誰も責めていないのに

世間に責められて追い詰められているような焦燥感に苦しむ(>_<)

普通に考えれば わずかな一歩が踏み出せない

その本人にすればそれはわずかな一歩ではなく

そそり立った山であり

断崖絶壁の奈落の谷であり

逆巻く濁流なんだとおもう

なにも精神を病まなくても

人生の途上でそういう似たような経験というのは皆あるでしょが!

傍からみれば踏み出せばいいじゃないか!とおもっても

自分のあれこれ考えた妄想で踏み出せないというのは!

生きるということがそういうことの連続なんだな(T_T)

踏み出して行動したらなんだこんなことかで忘れてるけどさ・・


てっ考えるとね

肉体を亡くし 初めて迎える死後の世界

なにもかも初めてなんやで!めっちゃ怖いやん(。>0<。)

押しとどめられない妄想湧きまくり状態なわけよ(´□`。)

自分のこれから行く先が

そそり立つ山にも奈落の絶壁にも逆巻く濁流にも見えるわな

その障害もひとつじゃないわ・・

越えたらまたある連続性を妄想するから

怖くて踏み出せないんだわ・・だから三つ?


そう考えると実にうまく表現してるんだなー('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

そういう話を聞いたからそう見えるでは説明できないのよね

なんで 人類がそういう概念を民族越えて持ってるかが・・

人であるがゆえの妄念 人類の記憶


えっ?そんなもん信じないし存在せーへんわって?ヾ(。`Д´。)ノ

いやたぶん・・そういう人ほど妄想肥大化して渡れないとおもうなあ

なんでって?自力にこだわりすぎるからです

自力にこだわりすぎる人は強気に見えてもストレス度数高い

つまり・・妄想 妄念もデカイ 

自分の妄想のハードル高く掲げ過ぎて越えられなくて自滅

別に死後の世界でなくてもそういう人この世に多数( ´艸`)


ゆえに渡し守や渡し舟があるんだとおもうなあ

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自分の力ではどうにもならん

何かに運命ゆだねるしかないというのが渡るコツ

自分の妄念にとらわれて妄想の障害と格闘するのを避ける

たった一つの方法なんだとおもう


三途の川伝説は

深遠な古代から受け継がれた人類の知恵かも?


というのが古代史漫談家縁MADOKAが

世界神話におけるあの世とこの世の境界川を分析した

 三途の川の意味ですo(^▽^)o


ほんとはこの後

三途の川の渡し賃 六文銭の意味とは?

地獄界畜生界餓鬼界とは?=六道とは?

彼岸とは?

を書くつもりでしたが 仏教の教義にかかわるので少々長くなるんで

ちょうど時間となりました!('-^*)/


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