神社、寺は勝手に作れるか? | 西村治彦の日記

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日々の出来事を書いています。

神社は勝手に作れるか?寺も自由に作れるか?

うちの千葉事務所の近くには 小さな神社が 数多く見られます。
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誰が最初に作ったのでしょう。歴史ある寺社
(寺と神社)もありますが、最近作られた寺社もあります。

 そもそも神社とは何でしょう?寺とは何でしょう?

神社は 自然界に存在する「願い」を叶えるために、人々が 祈って実現しようと思い、その祈りの建物として「神社」を作りました。作物が豊作であって欲しい。雨が降って欲しい。家庭が安寧であって欲しい。子供が生まれて欲しい。子供が健康に育って欲しい。病気に掛からないように。

神社に行くと いろいろな「願い成就」が書いてあります。ある神社では 特定の願いを叶えてくれると掲げています。

 うちの千葉事務所のすぐ脇に 小さな神社があります。
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神社の建屋の中を見ると「栄徳稲荷大明神」と書いてあります。
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いつ頃 誰が 何を「願い成就」のために作ったのでしょうか?
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 この「栄徳稲荷大明神」は「栄徳」は「栄えて徳があるように」との願いを込めた意味でしょう。「稲荷」は京都伏見の「伏見稲荷」が総本庁の「稲荷神社」から勧請したものです。
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「勧請」とは「支店」を出したと言う意味であります。自由に「稲荷」と言う名詞を使っても良いのでしょうか?
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 どうも「良い」ようです。許可も何も要らないようです。ビルの屋上に「稲荷神社」と作っている会社も数多くあります。自由に作っても 犯罪でも何でもありません。それは 憲法で保障された「宗教の自由」だからです。
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「寺」も同様です。一般的には「寺」は もう少し建物が大きくて、土地も必要です。宗教に対し 国は 指導や忠告を言えません。
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 但し「宗教法人」にするには、その寺や神社の「規則」が必要です。そして国の認可を取ることになります。
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「宗教法人」のメリットは何でしょうか? その建物や土地の登記が出来ます。登記が出来ないと、建物は個人所有となり、相続税など 税制面で不利になります。また 税金面での宗教上の活動に対しては「不課税」の利点があります。最近は この「宗教法人」にして 節税、脱税も多いそうです。また インターネット上で宗教法人の売買もあるそうです。しかし なかなか 制約は難しいそうです。
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 うちのすぐそばの「栄徳稲荷大明神」は 宗教法人ではありません。町の小さな神社です。昭和39年に 建てられたと石碑には 書いてあります。当時は この辺りは 海岸に接していて、海水浴や潮干狩り客で 賑やかでした。近辺の業者たちが 海の安全と商売繁盛で建てたのです。証拠に 神社の寄進者の名前に、現在でも存在する「ちどり」の名前がありました。
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私は 子供の頃「ちどり本店」「ちどり支店」に両親に連れられて、潮干狩りに来て「ちどり支店」で 千葉名物「焼はまぐり定食」を食べた思い出があります。「ちどり支店」は最近 取り壊しになりましたが「ちどり本店」は開店休業ですが コンクリート作りの建物が 稲毛海岸に現在でもあります。

 (もう一つの神社):うちの千葉事務所の その先に「王子神社」があります。
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敷地は もう少し広いのですが、こちらも 有力者が費用を負担して作った神社です。こちらは 東京都北区王子に本庁がある「王子神社」から勧請(かんじょう)したのでしょう。「王子」は 神社から由来して 地名にもなっています。
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 おそらく うちの近くの「王子神社」は 寄進者が 費用を出して、地元を思い出せるよう 千葉のこちらに作ったのでしょう。まだ 比較的新しい神社であります。
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私は、この神社の前を通る度、交通事故には気をつけよう、と言う気になります。どこかに 自分の心に投げかける「願い」があるのです。
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今日も これから 東京に出掛けます。事故のないよう、安全運転で 行って参ります。
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質問:うちの千葉事務所の 敷地内に「西村治彦大明神」と言う神社を建てることが出来るでしょうか?

①法律違反だから作った者は逮捕される ②「西村治彦大明神」の看板を出さなければ作っても良い。看板を出したら 権力で壊される ③神社風でなければ良い。ラブホテルのように作れば問題ない ④自由に作って 拝観料も取れる ⑤ 難しく考えないで 気楽に生きたほうは良い ⑥ 分からない


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