まっしろな天使 7 | 櫻葉さんが大好き(`・З・´)(‘◇‘* )サクラの櫻葉小説

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櫻葉さんが大好きで、妄想が 止まりません(*´艸`*)

お話の続きになります。
苦手な方は、お戻りください。






















前の仕事が押して、

楽屋に着くのが、

ぎりぎりになってしまった。


でも……、

よかったかも…。


今は、仕事に打ち込んでたいんだ。



到着したと同時に、

衣装に着替えるよう 指示されて、

着替えたとたん、

スタジオに 移動する。


ふぅ…、と 深呼吸をして、

仕事モードに スイッチを入れ換える。


しっかりしろ!


ファンの前では、

嵐の 櫻井 翔 なんだ。





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収録も 終わって、

楽屋で 一息つく暇もなく、

次の仕事で使う 書類に、

目を通し、書きこんでいると、

マネージャーに呼ばれ、荷物を抱える。



「ちょっといいか~?しょうくん。」



ひとり 必死に、

雑誌のアンケート用紙に記入して、

次の仕事に向かおうと 楽屋を出た俺に、

智くんが 話しかけてくる。



「え?なに?」



「しょうくん 今日、顔 怖いぞぉ?」



「う…そ…?」



「ほんと。相葉ちゃんとなんかあった?」



「え……?」



「今日 相葉ちゃんと、

   全然 目合わせてない。」



常に ぼーっとしている この人だけど、

メンバーを、誰よりも

                      よく見てくれている。

本当にこの人には、かなわない。



「ちょっとだけ いい?」



俺は、智くんを

近くの誰もいない 喫煙所に連れ込む。



「俺……、

   雅紀と顔合わせらんねーんだよ…。」



「なんで?」



「……、あいつさぁ、

   すぐ 誰とでも、

   ハグしたりするでしょ?」



「……?」



「俺といても、

   他の奴とばっか 喋るし…。」



「まぁ…、そうだね?」



「俺、嫌なんだよ。こんな自分が…。

   あいつ、前 何かで言ってたでしょ?

   嫉妬は、いらない感情だって…。


   あいつ見てると、

   どうしてもその感情が

   頭をもたげるんだ。だから……。」



「しょうくん それ、

   本当に 自分だけだと思ってる?」



「え?」



「相葉ちゃんも そんなこと言いながら、

   結構、妬きもち 妬いてると思うぞ?

   しょうくんが、

   女の子のスタッフさんと 笑いながら  

   喋ってるところを見てる時の、

   あの相葉ちゃんの顔…。ふふふ…。

   見せてあげてーよ。」



「雅紀が…?」



「だから あれ、絶対

   しょうくんへの、当てつけで

   やってんだと思うよ?おいらは。」



「………………。」



「お互いが お互いを、

   嫉妬するほど好きって、

                   ほんと すげーな?

             しょうくんと相葉ちゃんは。」



「智くん…………。」



「櫻井さん、ここにいましたか?」



マネージャーが、焦った様子で やってくる。



「じゃあ、呼び止めて ごめんね?

   仕事 頑張ってね!

   すぐにいいことあるから!んふふ…」



「…?智くん!ありがと!

                         じゃあ、またね。」



「おお!」



智くんのおかげで、

凝り固まった 俺の心が

すー…っと、解けていく。




雅紀…………。


今ごろ、何してる?








急に、雅紀が 恋しくなる…。



次の仕事が 終わったら、

                                      連絡しよう。



たったひとこと…………。




                       『会いたい』って……。