「宿題」は○○の課題ですよ~! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

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アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

夏休み1日目、
お子さんはどのように
過ごされましたか~?

 

 


おはようございます!
人おこしカウンセラー&セミナー講師の
和田 博正(ひろまさ)です!

 

 

 

家の子どもたち(中3、小6)は
10時くらいまで寝てました!

 

 


私の子どもの頃は、
夏休みはほぼ毎日
ラジオ体操があったのですが、
最近、やっているところ
少ないですね!

 

 

ラジオ体操があったので
早起きしてましたが、
なかったら、どうしていたのか・・・。

 

 

朝、普段通り起きてこない生活を
夏休みにしていると、2学期になって
辛くなるから、早く起こす!

 


これも、「課題の分離」からすると
「子どもの課題」なので
起こさなくてもいいのです!

 

 

「それじゃ~、規則正しい生活が
できなくなって、子どもたちが困る!」

 


と、おっしゃるお母さん・お父さんがいますが、

はい、確かに困るのは「子ども」であって
お母さん・お父さんではないんですね!

 


なので、家ではよほどのことがない限り
朝は子どもを起こしたりはしませんよ!

 

 

 

 


さて、前回

 

 

 

 

で、「宿題」は誰の課題なのか?
について触れました!

 

 

 

「そりゃ~、子どもの課題でしょう!」

 

と、答えてくれるお母さん・お父さんも
多いと思います!

 

 

 

でも、
「宿題やったの?」
「朝の涼しい時間にやっちゃいなさい!」
と宿題をやるタイミングをつい言ってしまうのは
なぜでしょうか?

 

 

 


家の次男坊のお話しをします!

 

 

塾に通っている次男坊は、毎回宿題が出ます。
火曜日と木曜日が塾の日ですが、
毎回、その日の学校から帰ってから
塾の宿題をしています!

 

 

学校から帰って、塾に行くまでの
約1時間くらいで宿題をしなければいけません。

 


こんな時、あなたなら子どもにどう接しますか?

 


多くのお母さん・お父さんは
「前日までに少しずづやりなさい!」
「どうして、当日に慌ててやるの!」
とか、言っていませんか?

 

 

私も、当然学校に通っていましたので
人並みには勉強しましたので、
宿題も忘れることなくやりました!

 

 

でも、両親が共働きでしたので、
学校からに帰ってすぐに宿題をした
記憶がありません。

 

 

たいてい、夕食後寝るまでの間に
宿題をしていました!

 

 

 

でも、あなたが
学校から帰ってすぐ宿題をしていたら
それが当たり前だと思っていませんか?

 

 

 

もしかしたら、理想は
学校から帰ってすぐ学校の宿題を終わらせて
そのあと、友達と遊んで
習い事や塾に行って
・・・・・・

 

 

 

んっ、それって子どもが考えたのでしょうか?

 

 

 

恐らく、多くは
お母さん・お父さんが考えた
理想のスケジュールではありませんか?

 

 


お母さん・お父さんが決めた
理想のスケジュールに子どもを
合わせようとしていませんか?

 

 

 

もちろん、手本となるスケジュールは
立ててもいいと思いますが、
その通りに押し込めなくてもいいのでは、
と思いませんか?

 

 

 

スケジュールを立てるとき
お子さんと一緒に決めたとしても、
毎日毎日スケジュール通り
こなさなくても、いいとは思いませんか?

 

 


少なくとも、学校で1時間目から6時間目まで
時間割通りに過ごしているんですので、
家に帰ってまでも時間割通りでなくても
私はいいと思います。

 

 


それよりは、子どもたちが自発的に行動できるような
環境を作ってあげる方が大切だと思います。

 

 

 

 


先日も、こんなことがありました!


====================================

次男坊 「前同じクラスだった○○くんが
     アメリカから帰ってきたから遊んでいい?」

 

嫁さん 「あれっ、今日は塾じゃなかった?」

 

次男坊 「○○くん明後日には帰っちゃうから
     遊べるの今日しかないんだ。
     塾は、違う日に振り返るから、いいでしょ?」

 

嫁さん 「じゃあ、塾には自分で電話してくれる?」

 

次男坊 「分かった」

====================================

 


次男坊は小6ですが、
彼なりに予定を変えたら
どうしなければいけないか
ということを、ちゃんと知っていました。

 

 


そうなんです!

子どもだと思っていても、
子どもは子どもなりに
「こういう時はどうしなければいけないか」
を、考えているんです!

 

 


「未熟だから、何も考えていない!」
なんてとんでもないのです!

 

 


ただし、その考えはもしかしたら
お母さん・お父さんから見て
正しくない考えの時もあるでしょう!

 

 


それでも、子どもが考えた考えに
耳を傾けて、その考えを受け入れてあげると
子どもは常に自分で考え、自分で行動する方法を
見つけていくんだと思います!

 

 

 

 


もう1度、「宿題」に話しを戻してみます。

 


毎日少しずつやっていくのが理想だとしても
2日に1回、3日に1回でも子ども自身が
進めているのであればOKではないですか?

 


また、そのペースが乱れたとしても
子どもなりの考えがあるんだと、
子どもを信頼して、任せても
大丈夫ではないですか?

 

 

そして、1番大切なのは
「宿題頑張ったね!」
って声をかけてあげることだと思います。

 

 


決して、
「宿題だからやって当たり前でしょ!」
なんて言わないでくださいね!

 

 


お母さん・お父さんに
「宿題やりなさい!」
と言われてやるより
「毎日暑いのにがんばってるね!」
と言われてやる方が
やりがいがあると思いませんか?

 

 


長い休みにたくさんの宿題が出ているのですから
毎日ピリピリした時間を過ごすより
子どもさんと楽しく過ごしましょうよ!

 

 

 

それでも、やっぱり「宿題」をしない
お子さんにイライラしている
お母さん・お父さんは私にメッセージ下さい!

 

 

お子さんに向けるよりすっきりしますよ! (笑)

 

 

 


最後までお読みいただき
ありがとうございました!