2016年を振り返ると、個人的にしんどいことが多く、人の優しさに救われる一年でした。優しい人は他人の心の痛みを理解しようとしてくれるぶん、その重さを自分のことのように感じてしまうことがあります。誰かを傷つけるような争いごとも望みませんし、我慢してしまうことも多いようです。
人間関係で悩みたくない、ストレスを感じたくないというのは誰もが思うことですが、優しい人ほど自分を責めてしまいがち。自分のことを後回しにしてしまうのです。
なので、心優しい人に言いたいのは「《恋をするためには》どんどん波風立てていきましょう！」ということ。強い風の音がすると、ざわざわして不安な気持ちになりますよね。恋愛の始まりって、このざわざわに似ていませんか？
2016年は「ゲス不倫」という言葉が流行語として選ばれるくらいで、不倫に関する報道が目立った気がします。恋愛の負の部分だけが強調されると、こんなに人間関係で気遣いが求められているのに、これ以上大変な思いはごめんだ！ という気持ちになるのは当然です。
そうなんです。だからこそ、イヤな人間関係の疲れは早めに癒してほしいし、自分の心に正直にいられる状態が必要だとも思うのです。仕事では大人として冷静な判断が必要とされますが、せっかく芽生えた恋心を自分であっさり吹き消すなんてもったいない。
思い込みや偏見を捨てるのが恋愛をスタートさせるための第一歩。もっと自由に出会いを求められるように、私も全力で新しい風を起こして協力していきます。