Love Guide Blog

石田陽子のブログ

本を読んだり、映画を観たり。Loveをテーマにしたブログです。恋愛に役立つ楽しい情報もどんどんお伝えしていきます。


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2月5日に公開された映画『オデッセイ』の評判がすごくいいみたいです。観終わった後の清々しい高揚感は格別で、問題を抱えている人が見ると視界が広がるような、ポジティブなエネルギーに満ちたこの作品。公開2週目には、早くも2016年公開の洋画作品では初の動員100万人突破を記録して、3週連続第一位となっています。




ちなみに、ここ半年間に封切られた洋画/邦画の全作品で、3週連続興行チャート1位を記録したのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『ジュラシッ ク・ワールド』そして『オデッセイ』の3本のみ。全世界の興行収入は6億ドルを突破、リドリー・スコット監督作品史上最高の興行記録を更新し続けているそうです。





NASAの全面協力のもと、火星に“ひとりぼっち”で取り残された宇宙飛行士の想像を絶する運命を描いた『オデッセイ』。

「もう……絶対ムリ。終わりだ」 という状況に置かれたときに諦めずに闘うほうを選び、ディスコ・ミュージックをBGMに一つ一つ問題を解決していく主人公のワトニーの何がすごいかって、それは普通に冗談が言えるところ。迷いなく生き残る方向へと行動していけるところ。

ある仕事論を読んだとき、仕事をしていくうえで肝心なのは、「自分あるき」ではなく「自分をなくす」ほど夢中になって取り組むことだと書いてあったことを、ふと思い出しました。確かに、自意識や自分の感情を最優先に考えているうちは、問題の本質が見えてこないし、適切な判断を下すのも難しくなります。

マッ ト・デイモン演じるワトニーは「ひとりぼっちな自分、こんなに可哀想」「こんな悲劇があるだろうか……」なんて、感傷に流され続けたりはしないのです。問題を解決するために自分ができることを一つ一つ、正確にこなしていきます。追いつめられると人は視野が狭くなりがちですし、負の感情から抜け出せなくなってしまいます。生き抜くために闘うために、人間はまず自分の負の感情をコントロールする必要があるのかもしれません。






ヨルダンの南部にあるワディラムで撮影されたという火星の壮大な光景は美しく、ワトニーを救いたいと願う知的で温かなチームワークの描き方もスマート! 観てよかったです。


オデッセイ

大ヒット公開中
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
配給:20世紀フォックス映画
(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

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『愛を返品した男』(B・J・ノヴァク/早川書房)を読みました。63編の作品が収められている短編集。そのなかで気になったのが、『「何故ですか」といいじゃないですか」の微妙な境界線』という作品で、今も頭の中で文章とその言葉がぐるぐるしています。

「『何故ですか』と『いいじゃないですか』の間には微妙な境界線がある」って卒業式の演説で言っていた人がいる。
人生の秘訣はその境界線上で正しく生きることにあるのだという。
あるいは「いいじゃないですか」の側で生きるか。
あるいは「何故ですか」の側にとどまって、「いいじゃないですか」と飛びこんでいたらどうだったのだろうとばかり考えて生きるか。

「大人とはこうあるべき」「愛される大人になるには」と、空気を読んでルールに従うことが正しいと単純に教える人は多いですし、実際に矛盾点や理不尽なことに対して「何故ですか」と思っていても、いざ開き直って「いいじゃないですか」と本当の自分を見せるとなると勇気も必要です。

それでも私は、押しつけられた価値観に不満を持ちながら妥協して生きていくより、その根底にある考え方や自分が置かれている状況を理解しつつ、壁に打ち当たりながらでも、「(これで)いいじゃないですか」と言える強さを身につけられたら、自分にとって何よりも大切なもの、居心地のいい場所が見つけられるのでは? と思うのでした。

3月5日公開の映画『これが私の人生設計』も本当の自分を出さず、何らかの妥協をすることが当たり前になっている今の傾向と現代の仕事をする女性の生き方がテーマになっています。これ、もう少し深く掘り下げて考えてみるつもりです。
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バスに乗っていたら、大音量で音楽を聴いている乗客がいたらしく、シャカシャカと音漏れしていました。「音漏れしていますよ。ボリュームを下げてください」と、運転手さんがアナウンスしたけれど、残念ながら本人には伝わることなく、逆に「こんなに大音量でどんな音楽を聴いているんだろう?」と乗客が気になって仕方ない状態になってしまいました。責任感の強い運転手さんだったらしく、もう一度「音量を下げてください」と、つぶやいていたけれど、やっぱり音漏れ当事者には聞こえず、逆にリズムが激しくなっただけでした。

今度は駅に着くと、スーツケースを転がしている女の子が自撮りしながら歩いていました。こんな殺風景な場所で大きなスーツケースを引きずる姿を撮影しなくても、旅先でたくさん写真でも動画でも撮ればいいのに……というのは余計なお世話でしょうか。普通の歩きスマホも危ないけれど、大きな荷物があるときの自撮りや動画撮影は周囲に気を配らないと思わぬ事故を招く危険があります。

自分のことが大好きで、自分の世界を大切にするのは素敵なこと。でも、自分の好きな音楽しか聞こえない、自分の顔しか見ない状態で世界を閉ざしてしまうというのは、危険な目に遭いやすいだけでなく、めったに出会えない幸運のきっかけや自分の世界を広げる面白い出来事に気づけないまま通りすぎることになるんですよね。

恋愛のアンケートで、「モテ期」に関するたくさんの体験談を読んだときに、「モテ期」というのは人生の節目、出会いや別れ、新しい環境に入るときに訪れるものなんだということを強く感じました。自分から閉じてしまうと何も始まらないし、どんなに近くに楽しい情報やラッキーな出来事が待っていても気づこうともしなければ何も手に入りません。狭い世界、自分だけの閉じた世界で満足しているというのは安全なようで、じつはリスクが大きいのでは? もっと幸せに対して広い視野で積極的に動き回ってもいいんじゃないかな? と、思うのでした。







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