恋愛は怖くて面倒なのが当たり前!? | Love Guide Blog

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石田陽子のブログ

本を読んだり、映画を観たり。Loveをテーマにしたブログです。恋愛に役立つ楽しい情報もどんどんお伝えしていきます。

パンダの赤ちゃん映像に癒されたくて、フジテレビ系『動物たちを徹底調査!!』を見ました。

番組概要はこちら⇒ 「初公開!! パンダの双子出産から密着!! 子育て放棄の親芽生えた母性動物たちを徹底調査!! ”あにまる・カミングアウト”(秘)生態発見!! ◇普段何げなく見ている動物たちの裏に隠された生態を、動物たちが”カミングアウ ト”する。動物のかわいらしい映像から、専門家でさえ見たことのない貴重な映像までたっぷりと送る。

動物のかわいい子育ての様子を期待して見始めたら、いきなり羊が自分の体の倍以上ある牛に頭突きをして、その牛が倒れて動かなくなるというショッキングな場面から始まってビックリ。その牛は雌だったのか、そばには子牛が呆然と(?)立ち尽くしていました。羊の頭蓋骨はとても頑丈にできていて、牛にも負けないそうです。

また、5年前に骨折して首が曲がったままのキリンも登場しました。縄張りや雌の取り合いでキリンの雄同士は首をぶつけ合うように激しいケンカをすることがあって、そのキリンは首を骨折しても生き延びることができたのでしょう。首を骨折したままって、きっと辛いし不便なことばかりだと思うのですが、そのキリンは生命力があったんですね。

それから、パンダの耳や手足が黒いのは雪深い寒い地方に生息していたため、寒さ対策で熱吸収が良いためだともいわれているようです。繁殖が難しく、厳しい自然環境のなかで生きるパンダ。白黒のコントラストだけでなく、あの見た目と動き、人間に「かわいい!」と愛される形態は生き延びるための戦略だと思われます。

あの、おっとりのんびりユーカリを食べて暮らしていそうなコアラでさえ、ケンカをするときはレスリングの選手のように闘志むき出し。生きるためには、それぞれ自分の最大限の力を発揮して戦わなければいけないんですよね。それは人間も同じ。人間が戦うとなると自分の力を誇示したり、他者からより多く何かを奪うために力を使うようなものをイメージしがちだけど、自分の「生」を肯定するためにどれだけ精一杯やれるか? なのかもしれません。

そんなふうに考えたのは、ネットでも話題の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観て興奮したからのような……。どんなに過酷な状況でも、「絶対ムリ!」と思えるピンチを迎えても登場人物は生き残る可能性を捨てない。戦わなければ本当に欲しいものは手に入らないんだなとも思えます。

All Aboutの記事『あきらめきれない愛を取り戻し、人生をやり直すために』 でご紹介した映画『ラブ&ピース』の園子温監督は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督作品の『ベイブ』が一番好きな作品として挙げるくらい動物が好きだと語ったこともあるようで、今は『ベイブ』をまたじっくりと観たい気分です。

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