7月28日日(火曜日)

今日は夏向きの
ゾクリとする本のご紹介なんぞを・・・・はい
作家仲間も羨む溢れ出る才能と
フアン層の厚いミヤベさんの江戸物ゾクリ本なんですが
不思議な世界にぐいぐいと引き込むミヤベワールド
このシリーズは3作目で
1作目の「おそろしや」三島屋変調百物語事始(五篇)
「あんじゅう」三島屋変調百物語事続(四篇)
「泣き童子」三島屋変調百物語参之続(六篇)




この変調百物語は
語り手一人に、聞き手が一人、
語って語り捨て、聞いて聞き捨てが決まりで、
森鴎外の百物語の冒頭に曰く、
「百物語とは大勢の人が集まって百本の蝋燭に火をつけ
一人が一つずつ化物の話をしながら
一本ずつ蝋燭を消して行き
百本目の蝋燭が消された時、本物の化物が出る、という事である」。
語り終わって真っ暗になった時に妖怪が現れるとされる遊び

だそうで
ミヤベさんの変調百物語
舞台は江戸は神田の袋物屋三島屋さん
主人伊兵衛の姪で訳ありの十八になるおちかが
聞き捨て役になって次々と話が進められる。
オドロオドロした闇の世界から見えてくる恐怖や
こころの迷い、苦しみから解き放たれる魂。
「あり得ない」から「あり得る」かも、の不思議な世界
そんな三島屋変調百物語 ((゚m゚;)
一度、手にとれば必ずお替わりしたくなる
夏にぴったんこのひんやり美味しい変調百物語シリーズ 本
是非、暑気払いに・・・・・・・・如何でしょうか


クローバー 朝、ベランダに出てみると
根が付いていないのでは、と疑惑を持たれていた
挿し木のプレメリア
このままでは阿呆なバビに捨てられるのでは、と
思ったのかどうかわからないが
芽が大きくなってたよー・・・・・よっしゃ~!p(^-^)q


ペタしてね

それでは又・・・・・・・オバケ ぶーぶー