7月3日(日曜日)


  (甘さ控えめマンゴケーキ)

本屋へ行くのが面倒で
処分しようと片付けて置いた昔の本を読んでいたが
(殆んどつまらん、と思っていた本)
流石に我慢出来ず、
先日、10冊ほど仕入れてきた
いつも1番のお気に入りは最後に読もうと
楽しみに除けているのだが(食べ物と同じ)
他の本は内容が重かったり上下のある本なので
美味しいシーナさんの本から読むことに・・・


ガハハ~!!・・・・・やっぱりおもろい!
お一つご紹介したいと・・・・はい
本場と本格的には気をつけろ!に
先ずはお品書きの話し
洒落た本場好きの本格的フレンチレストランの場合
「スパイスとフレッシュハーブの香る甲殻類のブイヨンに浮かべて
タラバ蟹ミントとともにブリック揚げ、
グリーンカレーのソースとラングスティ-ヌ
ポロ葱のエテュベとフェンネルの香りのクレームを添えて」
長~い説明付きの一品

同じように
「ゴルゴンゾーラピカンテ 温かいエスプーマに仕上げ
赤ワインのエッセンスとプラムのコンポート、
オーガニックシリアルを添えて」
などというモノが実際にどういう物なのかすぐにわかる日本人は
どのくらいいるんかい、ねぇ
もっと簡単そうな
「オーセンティックのオゼイユ風味(ジャンとピエール・トロワグロ
兄弟のレシピ)」
なんぞと言われてもこの兄弟全然知らん人だし
こういうのを前にして

「まあ、ステキ-!」なんぞと言っている奥様、お嬢様は
きっとこの兄弟をよく知っていて大のフアンなんだろうけど
ジャンとピエールなら俳優かデザイナーしか思いださないし
トロマグロじゃなくワグロとくればちんぷんかんぷん
なので
そんな想像も出来ない高級な本格的料理を食べる勇気も
金もないから行きませんがー

日本料理も高級料亭の老舗というやつ
和紙に大仰にしるされたお品書きに
青切子に青もみじ(器と添え物飾りの説明)まで書かれていると
百均の皿でもいいから請求書から0を1つ減らしてくんない!と
野暮なわたしはにじり寄りたくなる

信州あたりの本場の蕎麦屋
セイロ蕎麦を頼んだら蕎麦猪口につゆじゃなく
水のような物が入っていて
店の人に尋ねると

「当店は自信を持って本格的な信州蕎麦を提供しています。
蕎麦の本当の美味しさを十分味わって頂くために渓流の水で
じっくり蕎麦を召し上がって頂いております」
それを訊いたシーナさん手をつけずに店を出たそうな
わたしはあまり麺類は食べないんだけど
日本人ってさぁー
鰹と昆布だしのつゆが無性に恋しくなると
蕎麦かうどんを食べたくなりますよね
わたしは天ぷらだってつゆ派よ
アナタ、水につけて食べろって・・・それってただの蕎麦ガキじゃん
それって本格的でも本場でもなく
頑固な店主のこだわりなだけで
つゆを舐めたらあかんぜよ!!と叫びたい、けど
嫌なら行かなきゃいいだけなんだけどね


この産地を示して最後に〇〇を添え、と云うやつ
この方式であるメニューを書いてみると
「アメリカネバタ州凍結輸入牛の超薄切り肉と取手産玉葱を
農協だし汁で煮た南浦和風つゆだく仕上げ
印旛沼カノウ兄弟養鶏場の500個まとめ売りの生玉子1ケ添え」
なんてメニュウに書かれていたらはてなマーク
牛丼を注文するまで数分はかかりそうなんで
これは 写真だけで充分だけど・・・・


昨日の夕食のメニューは
バジルの香り付けをしたサンマフライ(冷凍モン)の
タルタルソース添え
自家栽培のバジルを揚げフライの上にのせまして
洋風に仕上げた手抜きの一品でございますぅ
ご飯は冷凍枝豆炊き込みご飯(ごま塩掛け)
千葉産のあさりとアサツキを添えた味噌汁は
一晩寝かせた愛情あふれる一品(昨日の残り物)
箸休めは細切りコブの佃煮でございますぅ
本格的には程遠~~~~~いシロモノですが
余すこと無くそれなりに美味しく頂きました・・・・はい




どんでもいい話を長々と・・・・・失礼致しました。
それでは又・・・・・・


ペタしてね