分かってます君が電話をくれた | くぜむのヒロです




去年の今頃、40代の営業マンが会社を辞めました。
上司に注意されると「わかってます」と言ってしまうコマッタ君。

私は「『わかってます』ではなくて『わかりました』でしょ。」
って、いつも口うるっさく注意するおばさんでした。


上司とその日何があったのか、突然辞めてしまったのでした。
しばらくして私の携帯に一度だけ電話をくれました。



「今度はちゃんとやるのよ。大人になりなさい」と、言ったら
「はい、わかりました。母上様の言葉を思い出すようにします」

って言ってたっけ。


その事は2015/02/06に「分かってますじゃないでしょ」と、

記事にしました。
たくさんの方がコマッタ君のその後を案じてコメントを下さいました。


夕べ8時頃に携帯が鳴りました。
表示がコマッタ君です。あれ以来一年ぶりの電話です。



「ヒロさんが会社を辞めるって聞いたので電話しました。」
「ねえ、ちゃんと働いているの?上司とうまくやれているの?」
「大丈夫です。母上様に心配かけましたが、大人になるってどう言う事か気付きました。」


「どんな仕事をしているの?」
「重機械を売る営業です」
「あなたならきっとできるわよ。頑張ってね」





「ヒロさん、近いうちに一緒に飲みませんか?ちゃんとお礼が言いたいのです」
春風のようにさわやかな声でした。


「ええ、ええ、嬉しいわ。いつでもOKよ」
今度もやっぱり涙が止まらない。



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