みなさん おはようございます
今日は大切なお話をしますので
寝ないで聞いてくださいね
先週の授業では
"have... +過去分詞"という構文をご紹介しましたが
今日はhaveを使ってもっと文章を作ってみましょう!
haveといえば
"I have a pen."のように
何かを持っている
という意味だけで
覚えている人が多いかもしれませんが
その他にもこんな使い方があります
例えば・・・
have a bath
(入浴する)
have a shower
(シャワーを浴びる)
英語では"bathe"(べイズ)という動詞があり
I bathe every morning.
(私は毎朝お風呂に入る)
と言うことができますが
これは英語ネイティブからすると
old-fashioned
つまり、時代遅れな言い方に聞こえます
その代りにネイティブは
"have a bath"という形を好みます
同じように
"shower"という単語は動詞でもありますので
I shower every morning.
(私は毎朝シャワーを浴びる)
と言っても
文法的には間違いではないのですが
ネイティブは"have a shower"
という形を好んで使います
この"have a bath"や"have a shower"
(※アメリカでは、take a bath、take a shower)
という表現を聞いたことがある人は
多いと思いますが
なぜ"bath"や"shower"に冠詞の"a"をつけるの?
と疑問に思っている人はいませんか
"have a bath"や"have a shower"は
"have+a 動作を示す名詞 (動作名詞)"
という構文なのですが
実はこの"bath"や"shower"は
「入浴する」や「シャワーを浴びる」という
一回の行為や動作
を表しているからです
つまり
"have+a 動作名詞"という構文は
=perform a particular action
という意味になります
この構文において動詞の"have"は
"do"や"perform"という意味にすぎず
目的語である動作名詞が大きな意味を持っています
(※この構文の"have"は大きな意味を持っていないため
light verb(軽動詞)と呼ばれます)
また
この"have+a 動作名詞"の特徴は
形容詞で動作名詞を修飾することが多い
ということです
例えば
Can I have a quick shower?
(ちゃちゃっとシャワー浴びてきていい?)
や
I had a cold shower this morning.
(今朝は冷たいシャワーを浴びた)
「今夜は熱いお風呂にゆっくりつかろう」
と言いたいときは
"long"と"hot"という形容詞でbathを修飾し
I'm going to have a long hot bath tonight.
となります
私の日本語と英語を比べてみてください
英語ってすごく規則的で分かりやすいと思いませんか?
日本語は結構文法に融通が利きますよね
文章を書くときはまだしも
会話のときはかなりめちゃめちゃだと思います
一方、英語は
ルール(構文)に従って書いたり話したりしますので
そのルールさえ覚えてしまえば簡単なんですよ
英語を話したり書いたりするのは
数学の問題を解くのと同じです
数学の問題を解くときに
公式を知らないと答えられませんよね
サイン、コサイン、タンジェントの公式を覚えるために
歌にしたり、語呂合わせをしましたね
英語も同じです
"shower"や"bath"という
単語だけを知っていても意味はありません
"have a shower"や"have a bath"の
"have+a 動作名詞"
といった構文を覚えましょう
そこから
この"have+ a 動作名詞"という構文には
"shower"や"bath"以外にどんな単語が入るのか考えます
少し例を挙げると
have a look, have a chat, have a break...
このような方法で覚えると
表現できる範囲が一気に広がります!
次回は
"have+a 動作動詞"に使える単語を詳しくご紹介しますね