富山で京阪特急復活?! | 21世紀サムライの備忘録

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京阪特急「復活」 地鉄かぼちゃ電車塗り替え

2012年04月23日 05:13
京阪特急カラーの黄と赤色に塗られた車両。27日から運行される=富山市の富山地鉄稲荷町運転区
 懐かしの「京阪特急」が富山を走る-。富山地方鉄道は、京阪電気鉄道(大阪)から譲り受け「かぼちゃ電車」として親しまれている電車8編成のうち1編成を黄と赤色の京阪特急カラーに塗り替え、27日から運行する。同型車両は京阪電鉄ではほとんど廃車となっているが、富山地鉄では依然、主力として活躍している。オリジナルカラーの“復活”は多くの鉄道ファンの注目を集めそうだ。

 塗り替えるのは京阪電鉄から約20年前に購入した「京阪旧3000系」。8編成16両は現在、緑と黄色のツートンのかぼちゃカラーで、本線などで普通列車として走っている。

 京阪電鉄では一時、58両を保有していたが、製造から40年余り経過し、新型車両への更新が進んだこともあって現在、京阪旧3000系は1編成しか残っていない。黄と赤色を組み合わせた車両は鉄道ファンの間で「かつての京阪特急と言えばこの色」という声もある。

 富山地鉄は、京阪旧3000系のほか、関東の大手私鉄、西武鉄道(埼玉)から譲り受けた旧「レッドアロー」を観光列車として内装を一新して運行している。昨年末に公開された映画「RAILWAYS(レイルウェイズ) 愛を伝えられない大人たちへ」でも、こうした車両が全国の鉄道ファンから注目を集めた。

 今回の京阪特急カラーへの変更で、大手私鉄の車両を大切に走らせてきた同社の取り組みを全国にさらにアピールできると考えている。



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かつて京都・大阪間をテレビカーとして力走