Ａ・ビルバオのビエルサ監督「最強のチームにチャレンジする」
翌日に控えるリーガ・エスパニョーラ第２０節（延期分）、優勝の懸かるレアル・マドリーをホームで迎え撃つアスレティック・ビルバオのマルセロ・ビエルサ監督は１日、優勝を目前に控えたこの対戦相手を以下のように分析した。
「レアル・マドリーがバルセロナより優れているかについては、おのおのの見解や判断基準に左右されるだろう。しかし、レアル・マドリーは優勝に十分値するし、もちろん彼らが優勝することが正当な結果と言えるだろう」
またビエルサ監督は、レアル・マドリーの実力を高く評価した上で、翌日に控える試合へ向けてはあくまでも謙虚な姿勢を貫いた。
「われわれは明日、リーグ最強のチームにチャレンジすることになる。相手が優れていることは無視できない事実だが、リーグ優勝を目前としたライバルにわれわれの武器で対抗できるか確かめたい気持ちでいっぱいだ」
そしてビエルサ監督は、同日に行われるバルセロナの試合結果によってはレアル・マドリーの優勝がＡ・ビルバオとの試合前に決定する可能性を受けて、“パシージョ”（リーガ制覇をすでに決めたチームがピッチに登場する際、対戦チームが花道を作って新チャンピオンを祝福する演出）でレアル・マドリーを出迎える用意があるかとの質問については以下のようにコメントした。
「明日どのようにレアル・マドリーを迎え入れるかは、ビルバオの内情によるだろう。また、それはクラブの関係や歴史にも左右されるだろう。いずれにしても、わたし個人の意見としては、正当な実力で優勝を勝ち取ったレアル・マドリーを祝福したい」