海上保安庁特殊救難隊のエピソード | 海事図書出版社の二代目女性社長小川典子のブログ

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海事図書出版社二代目女性社長小川典子が女性視点で今日を素直に綴ります。

こんにちは。


専門図書出版社、成山堂書店二代目の小川典子です。

 

先日できた「海難救助のプロフェッショナル海上保安庁特殊救難隊」

 

本書は、特殊救難隊を退いたOB、退いたけど現職で海上保安官として

 

任務に就いている方、そして現役の特救隊員の声をまとめた一冊です。

 

特救隊のうみまるくん

 

退職OBの方からは、特急隊創設時のことを現職OBの方からは

 

特救隊で任務に就いている時のことを書いていただいたいます。

 

ちょっとだけ紹介しますね。

 

 

「訓練で出来ないことが本番で出来るはずがないと・・・」

 

一年の研修を終え瀬戸内海で貨物船が転覆したとの情報により出動。

 

入口に進入索を取って捜索開始、どれくらいの時間が経過したのか

 

ふと気付くと右手に持っていたはずの進入索がない。訓練の際、絶対に

 

進入索を手から放すなと厳しく指導されていたのに、訓練で出来ないことが

 

本番で出来るはずがないと指導されていたのに・・・。

 

 

 

特殊救難隊は、海難事故に備えて日々訓練を行っています。

 

それは、当然ながらに訓練していなければ海難現場で救助は

 

出来ないからです。

 

要救助者の生死を分ける現場、特救隊員も要救助者も無事に

 

帰ることが特救隊員の仕事。

 

創設41年、一人の殉職者も出さずにいられるのは、普段からの

 

訓練の賜物ではないかと思っています。

 

明日も特救隊のエピソードを紹介しますねニコニコ

 

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なるやま君