お芋の神様 所沢の神明社 | マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

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都内近郊の御朱印を求めて、神社や仏閣を訪ねています

所沢市中富にあります  神明社 に行きました。
牡丹のお寺と言われている 毘沙門天・多聞院
のお隣にあります。
 元禄9年(1696)に、川越城主、柳澤吉保が
この地を開き、鎮守のお宮として毘沙門天と
多聞院を創建しましたが、その後、1761年に
境内に神明社を勧請したのが、始まりと言わ
れています。


明治2年、神仏分離により分割されました。
多聞院とは隣あっていますが、境内の一部は
つながっていますので、多聞院から神明社の
中に入って行きました。
牡丹の見頃の多聞院には、たくさんの人が訪れていましたが、神明社まで来る人は少なく、
境内は、とても静かでした。


狛犬

手水舎
社殿

神明社 
御祭神       天照太御神
                   倉稲魂命・誉田別命・大山祇命
                   木花開耶姫命・進雄命
住所           所沢市中富1507


本殿

神明社の社殿の左側に
小さな境内社があります。
こちらが、「お芋の神様」です。


武蔵野台地のまん中にあるこの地は、土地が
乾ききっていて、夏の干ばつのため農作物の
被害がひどかったとのことです。
南永井村の名主  吉田弥右衛門は、さつまいも
の話を聞き、導入と普及に努めたと言われています。
関東で最初に試作に成功したのは、青木昆陽で
享保20年(1735)。弥右衛門は、その16年後に
試作に成功したとのことです。
さつまいもにより人々は、現金収入を得て、
暮らしも良くなかったそうです。

「川越いも」の本場のこの地に
平成18年に「甘藷乃神(いものかみ)」として
吉田弥右衛門と青木昆陽を祀る神社を創建した
とのことです。

狛犬


狛犬の足下にも、さつまいもがあります


いもの神様  です

御祭神 は  吉田弥右衛門・青木昆陽 です

そして

大きなさつまいもの 「撫でいも」です

お芋を撫でて参りました。
撫でいも様は
健康、家内安全、子孫繁栄、開運の御利益が
あるとのことです。

天満宮


御朱印は、お正月のみとのことです。