老師 愛の説教部屋「アセンションと自己観察」 | 地球の愛と光・本来の姿へ

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本来、人生を楽しむために生まれてきました。
ですが、恐怖、心配する価値観を教えられてきました。
恐怖思考が現実になります。恐怖を捨て愛と楽しい思考に!
年々、気が付く人が増え、本来の地球に変わる時期が来ています。
https://dreamgo.sakura.ne.jp/20110311/


アセンションと自己観察

http://www.geocities.jp/trans_human/dojo/roushi/r3.html  から


麿:精神世界で定番となっている言葉に「アセンション」というものがありますが、さまざまな書物が様々なことを・・・特に、未来の予言と絡めて語っているために、右往左往している人がいるようです。
このサイトの読者のためにも、ここで改めて確認しておいた方がいいと思いますので、解説の程、よろしくお願い致します。


老:君も心配性じゃのう。
そんなものに惑わされている連中は放っておけばいいんじゃよ。
しょせん実践する気のない、情報収集屋にすぎん。
君のサイトにしたところで、実践の成果や疑問をまともにメールしてくる人間はほとんどおらんじゃろ?
「情」の大盤振る舞いをして貢いでいる君の意識を観察した方がいいのではないかね?(ブツブツ・・・)

麿:まあ、そうおっしゃらずに。これで最後にしますから。

老:しょーがないのう。
「アセンション」「次元上昇」・・・・精神世界に関心を持っている人間にはおなじみの言葉じゃね。
しかし多くの連中は勘違いしておるようじゃ。
大挙して宇宙船がやってきてそれに吸い上げられる・・・まあ心底そう信じていたいなら構わんが、吸い込まれた先がどんな世界なのか、自分の今の意識状態(現実逃避・救世主願望・優劣意識など)に照らしあわせて、よく考えておくことじゃね。
アセンションとは、まず「意識の次元」が上昇すること・・・・・肉体の上昇などというのはもっと後の話じゃ。
意識が変化し、それが血肉になり、肉体がその振動を始める・・・・それがものごとの順序というもので、意識が軽くもないのに重い肉体が浮くわけがなかろう?
では意識が上昇する、とはどういうことか?
それは、今君たちが馴染んでいる三次元という現実世界の意識のありよう・・・端的にいえば、今の自分の有り様に気づいていくことじゃ。

麿:それがどうも、みなさんピンと来ていないようなのです。

老:これほど判りやすい説明でもまだ不足なのかね?
まったく・・・・・
いいかね、君たちをはじめ、様々な人間の意識が、地球の三次元という世界を創り上げている。
「思いが現実になる」のだから、「君」の意識が、「君」の周りの現実という世界を創り上げている。
同じように、複数の人間が抱く思いも、「社会」という集合的現実を創りあげていることになる。
・・・たったそれだけのことじゃ。
だから、気付いた人間が変化し、それが血肉になっていけば、周囲の人間も変化し、やがて社会全体が変化していく。

麿:それなのに私たちの多くは、社会や友人やパートナーが変化してくれることを期待し、自分は「かわいそうな被害者」のままでいようとします。

老:・・・・・何も判っておらん!
自分が現実を創り、また変えていくことのできる「創造者である」という自覚を持つこと・・・そうあるために日々努力することの方が、他力本願や被害者意識にまみれて周囲のありようをぼやいたり、「誰かが何かをしてくれる」のを待っているより、はるかに効率がいいに決まっておるじゃろうが!
何でこんな簡単なことが判らないんじゃ! ここは猿の惑星か?
「自分が現実の創造者である」という自覚が乏しいのは、中途半端に実践しているからじゃよ。
その自覚を持つためにはまず、「自分の思いは、プラスもマイナスも等しく現実化しているんだ」ということを実感する必要がある。
特に、職場や家庭の環境、肉体的な不調などに苦しんでいる人間は、「自分がそれを引きつけている」「そこから学ぶ必要がある」ということを、だまされたつもりで徹底して自分に言い聞かせることじゃ。
「マイナスは実現させたくないけど、プラスは実現させたい」というアンバランスな意識のまま暴走して取り返しの付かないことになるくらいなら、思い通りにならない方がどれほどありがたいことか・・・

麿:そんな意識のままアセンションした「つもり」になってしまうのが一番危険だ、ということですね?

老:今の地球上では、ほとんどの人間が不安・恐怖・自己不信・孤独などの想念にまみれ、あるいは気付かずに振り回されておる。
資本主義という社会システムのもと、人々が永遠の安心・安定・保証をいつまでも所有しようとしている以上、それは避けられん。
それを掴むための競争から外れた者が引き籠もったりしておるが、「苦しんでいる・葛藤している」という自覚がある分、まだましじゃ。
一見幸せそうで、アクティブに活動しながら、安心・安定、自信、共感などを外(他者)に求めて日々奔走している人に要注意人物が多いよ。
それが、不安・恐怖・自己不信・孤独を見たくない、避けたいが為にやっていることには気づいておらんからの。

麿:このために却ってそのとりこになり、「不安の切捨て→安心の所有(凹→凸)→さらなる不安・・・」という交替をエスカレートさせていくわけですよね。
「人間関係で傷つきたくない」「仕事を失うかも」「天変地異が起こる」「深刻な病気かもしれない」「自分なんて価値がない」「子供の周りには危険がいっぱい」・・・といった不安・恐怖の想念が、そこら中の「人間」という放送局から放送されはじめ、都心の空気は重くなってますね。
彼らが無意識に行っている行動・・・「人付き合いを避ける」「資格取得に奔走する」「子供にGPS携帯を持たせる」などといった行動が、それを助長していることに気づいていません。


老:日々そうした想念が強化されている重濁な三次元世界に暮らしながら、その影響を受けずに意識が「次元上昇」するためには何が必要か・・・?
それは、自分が今、どのような不安・不信のとりこになっているか、一つ一つ気付いて離れていくことでしかない。

麿:精神世界の本を読んで目が覚めること・・・では駄目ですか?

老:それはそれで次元上昇に向けて一歩踏み出したことにはなるよ。
しかし問題はその先じゃ。
日々の行動が、大多数の人たちの抱いている不安・恐怖の意識と同調しているのなら、元の木阿弥じゃ。
「私は弱い・惨めだ」と思いこんでいる→「強く華やいだ自分」でいられる行動・場にしがみつく
「私は寂しい」と思いこんでいる→誰彼かまわず賑やかな人の輪の中に居たがる
「私には出来ない」と思いこんでいる→何事にも手を出さない/得意分野にしがみつき、新しい分野にチャレンジしない
「私なんて価値がない」→他者から《いい人》として賞賛されるようなお節介・救済行動に走る

というように「私は・・・という人なんだ」と勝手に決め付け、その自分に溺れること/避けることで、そういう自分が固定されていく。
「強く な り た い」と思うことは、今の実は「弱い」と決め付けていることになり、それを固定していることに気づいておらんのう。
君たちの多くが、このように自分を制限・限定するようなことを日々盲目的に繰り返すことで、地球の現状が固定されていくんじゃ。
逆に、自分を観察し、そのような自分のありように気づいた時、その人間はその世界から一瞬離れたことになる。

麿:「気づいていること」は、そこにまみれてはいないんだ、ということですね。

老:そう・・・そこがミソじゃ!
少しだけその世界から浮き上がった(上昇した)ことになるわけじゃね。
でも、再び古い世界に引きずられ、落ちていく。
そしてまた浮き上がる・・・・。
これを繰り返していくうち、肉体に波動が固定されてくる・・・すると意識はその世界からは抜け出し、影響を受けなくなる。
わがままな子供が暴れている中にいて、心の中は静寂を保っているような境地じゃよ。
それを、いろいろな想念のパターンでやってのけると、いつの間にか肉体ごと宙に浮くようになることも夢ではなくなる。
君もどこかに書いているように、「ノアの箱舟」とは、前回のアセンションの際(1万年前)に、荒れ狂う想念の波を乗り切った人間集団のエピソードなんじゃ。

麿:今、同じことが起ころうとしているわけですね?

老:・・・・宇宙船を飛来させ、ノストラダムスの予言から映画「マトリックス」まで、ありとあらゆる刺激で君たちを促してきたのに、何もわかっとらん・・・・まったく悲しくなる時があるよ。
君たちの心の中の制限・縛りが、君たちをその世界に縛りつけておる。
制限と縛りに満ちた人間たちの集合意識が、今の三次元世界を構成しているからじゃ。
この世界から「上昇」するためには、「君」という気球を地上に縛りつけている鎖に一つ一つ気付いて、切り離していくしかない。
自分を解放できた人間たちが増えるに連れ、社会全体がゆっくり次元上昇していく。
そこに波長が合っている人間は、さほど違和感なく、穏やかに日々を過ごしていることじゃろう。
やがてそのような人間が増え、一定数に達した時、見えている世界ががらりと変わる。
映画館のスクリーンの色が、黄ばんだ色から真っ白に変わるようなもので、進化した人間の意識の集合が、そのまま社会的な現実となるからじゃ。

麿:しかしあくまで変化・進化に抵抗し続けた人たちはどうなるのでしょうか?

老:黄ばんだ世界に完全に波長の合っていた人間は、自分の執着的な重濁な思いを現実化して貰える舞台が消えて無くなるわけじゃから、瞬間的にこの世界から消え去ることになるじゃろうね。
厳しいのぉ~~、たまらんのぉ~~・・・

麿:では、必要以上の苦痛を味わうことなく、アセンション(次元上昇)するにはどうしたらいいのでしょう?

老:それには苦痛だと感じるエゴを所有しないことじゃ。
つまり、古い自分のパターンに安住せず、「できる」「判る」「知っている」という前提でいろいろな物事にトライしてみること。
少なくとも君たちの親の世代のような生き方をしていると、どんどん後ろ向きの人生になることは保証するよ。

麿:不安・恐怖をバネに動いていますからね。
やりながらでも、常にエゴは楽な方、都合のいい方に安住しようと甘い誘い水を向けてきますしね。

老:・・・そうやって戦っているうちはまだ未熟なんじゃよ。
戦わずに埋没するのも同じこと。
切り捨てでも埋没でもないところに君の意識があれば、君はそこから抜けられる(次元上昇する)んじゃよ。

麿:やがて「できる、そうなる」という意識の人たちの作る社会と、「できない、そうならない」の延長上にある社会・・・つまり完全に意識が外に向いた人たちの集団に二極分化していくんじゃありませんか?

老:もう始まっとるよ。
後者の集団は落差や競争が激しくなって力による権力の誇示と隷属状態という構図がはっきりしてくる。
彼らは金とパワーがないと無力だ、という不安・不足の意識が徹底して刷り込まれておるから、勝ち組と負け組は簡単に入れ替わる。
よりずるく動いた者、脅しが利く者が勝ち組になり、そのおこぼれに預かろうと徹底してこびを売る人も出てくる。
が、制限と無力感・不信感に支配された世界の住民、という意味では、勝ち組も負け組みも同じなんじゃよ。
逆に内にばかり意識が向きすぎると、精神世界オタクやカルト教団のように現実無視の舞い上がり人間になるね。

麿:物質社会や精神世界を、それぞれ逃避に使っているという意味ではどちらも同じ穴のムジナということですか・・・・耳の痛いお言葉ですね、なんとも。
でも、アセンションなどといっても、そこに至る道はごく基本的なものの繰り返しですね。
・自分ににとって不安・恐怖であるものから逃げるのでなく、身体を使ってやってみて、「できる」「不安に感じなくてもいいんだ」と自覚し、その体験を増やしていくこと。
・あるいは、強く優れた自分であれるような行為に熱中することで、自己(他者)否定を強化するのをやめること。

老:とんがった意識は反対のものを引き付けやすくなるからの。
もちろん、最近の精神世界の本が述べているような、未知の情報に色々と馴染んでおくことも、価値観を転換するという意味ではとても大事なことじゃ。
たとえばシンクロニシティや意識と現実の関連、時空が自由にゆがめられる・・・といった類の話じゃね。
でも、そこにばかり焦点が当たると、君たちはすぐ情報収集に走り、自分の成長をおろそかにするから警告しておるんじゃ。

麿:なぜこれほどまでに制限が強化されているのでしょうか?

老:それは無限を知るための環境がこれ以上ない状態で用意されているから、とも考えられる。
もともと意識の世界というのは自由自在で無限であり、その「何でもあり」の世界から、君たちは肉体を持って生まれてきた。
日々生きている中で、どこで何に遭遇しても、制限に満ちた自分・他者との出会いでしかないかもしれん。
でもそこで、不安・恐怖、自己不信に縛られている自分に気づくことに大きな意味がある。
気づいているのといないのとでは、次元上昇という観点から、雲泥の差があるんじゃ。
君たち自身が現実を創り、また変えていくことのできる「創造者である」という自覚を持つこと・・・そうあるためには日々、自分が自分に課した制限に気付き、意識の改革と行動によって書き換えていくことじゃ。
現実逃避して精神世界的なムードに逃避することでも、古い処世術に縛られ、安心・安定のために制限を強化した世界に埋没することでもない。

麿:その意味で私達がおススメしている「自己観察」は、人が「創造者」として自由自在に現実を生きていくための、最短にして最も弊害の少ない自己トレーニング法ですね。
ありがとうございました。

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昨日の記事「現実として現れる想念の性質を知り、現実を変えよう 」のHP・老師 愛の説教部屋からです。
このページから疑問がわかりました。すばらしいページです。
現実が自分の想念だけでなく、他人の想念も関係している、集合意識の想念で、世界が変わる。アセンションもそうであると思います。

アセンションは、銀河の応援も感謝で同じ事を伝えてくれており、大切な事は、私たちの想念を変える事が重要な事と思います。


ありがとうございます。

引き寄せの法則、宇宙の法則