匂いもなく目に見えない放射性物質。
環境を変えるのはなかなか難しいですが、
日々の生活のなかで、少しずつできることに
取り組んでいく必要があるかもしれません。
たとえば、食事。
食べ物には、さまざまな栄養を私たちに与えてくれる一方で、
カラダを守る力を持っています。
その一つとして注目されているのが、
日本の伝統食「味噌」。
そんな、味噌の驚くべきパワーを紹介しているのが、
信州タケヤみそのみそ健康レポート。
レポートによると、1945年に広島と長崎に落とされた
原爆の後遺症調査で
「味噌を食べていたので原爆後遺症が軽症だった」という報告があるそう。
この情報は、海外にも広がりチェルノブイリ原発事故後、
日本からヨーロッパへ味噌の輸出量が急増したとのこと。
また、広島大学原爆放射能医学研究所によるラット実験でも
同様の報告されています。
ただし、この実験では、あらかじめ味噌を食べている状況で
放射線を浴びた場合は、放射線から体を防御できたが、
放射線を浴びたあとからでは防御できなかったそう。
ということは、日頃から味噌を摂取することが
ポイントかもしれませんね。
大豆を主材料とする味噌は、発酵させることで、
大豆が本来持っている良質なタンパク質や脂質、
糖分、ビタミン、ミネラルなど栄養分が吸収されやすくなります。
高血圧、脳卒中、糖尿病、コレステロール抑制など、
生活習慣病の予防によいとされる味噌。
ぜひ、毎日の食事に摂りいれて健康サポートに役立てたいですね。