はじめまして。
美穂の夫、俊介と申します。
12月05日・午前8時02分に妻美穂が死去致しました。
ブログ更新がこの形となりましたこと、本当に申し訳ないです。
乳癌が見つかって約7年。どうにかガンと上手く共存出来ないかと頑張って来ましたが共に生きていくことが出来ず本当に悔しいです。
暴れないでくれ!もう少し大人しくしてくれ!!そう思いながら日々頑張って来たんですが抑え込むことが出来ませんでした。
9月末ごろから体調が変化していき、表情も痛みで変わり、10月に入る頃には一日中苦痛の顔をしていました。
痛みでベッドへ横にもなれず昼夜問わず座位の体勢でまともに睡眠も取れていませんでした。
ただ入院中に凄く痛く辛いはずなのに息子の顔を見たときだけはニコッと笑い、ちゃんと母親としていてくれた事は凄い強い人だな!
母親としても一人の人間としても尊敬出来るとても素晴らしい存在なんだと改めて実感しました。
明け方6時ころに病院から電話が鳴り、呼吸が弱くなっていますと言われたときは何とも言えない気持ちになり息子を叩き起こして病院へ走りました。
その時のことを後から息子に聞いたら「パパが凄く焦っていたから、ママに何か大変な事があったんだと気がついたよ」そう言われた時にビックリしました。
取り乱している僕を横に、気を強く持っているのはさすが妻の子だ。そう思いました。
そして妻のところへ着いた時にはもう息をしていませんでした。
最後を看取ることが出来なくて、何とも言えない気持ち...ただ、ずっと痛い!痛い!と言って眉間にシワを寄せていたのにその時の表情はとっても穏やかで、眠るようにして最後を迎えたんだと感じました。
最後を見せなかったのも優しさと強さをもった素晴らしい女性だ!そう思わされました。
気持ちは複雑です!本当に悲しみと悔しさでいっぱいです。
もちろんこの事を一番悔しく思っているのは妻です。母として息子の成長を見れなかったのは本当に悔しい事だったと思います。
ただ表情が変わってしまい痛みと苦しみしかなかったのが、今は痛みのない世界へと旅立っていき本当によく頑張ったね!これからはゆっくりと休んでね。
近くで見てきたからこそ思える感情は多くあります。
僕にとって勿体無い女性で、息子にとって素晴らしい母親でした。
短い時間しか一緒にいる事は出来ませんでしたが幸せな時間を過ごすことが出来ました。
そしてブログをやっているのは知っていたのですが初めて見ました。
まだ心の整理もつかず、少ししか見ることが出来ていませんが、皆様の温かい言葉に妻も救われ、時にその言葉が力となり、頑張ろう!絶対良くなる!そう思って過ごせたんだと思います。
最後になってしまいましたが皆様の支えもあり、これまでガンと闘ってこれました。
長文にも関わらず最後までご一読下さりありがとうございました。
寒さ厳しい折、皆様が風邪をひいたりなどされないよう何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。
⌘ブログは妻の意向もあり、このまま残しておきます。