旅の風景(チェコ・プラハ) | 日々の記録

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日々の暮らしのこと、好きな家具や雑貨のこと、旅の思い出、大好きな北欧やイギリスのことなどを綴っています。

2012年春、長年住んでいた関東を離れて、沖縄で暮らしはじめました。






私が今までに旅した国は、ヨーロッパを中心にアジア数ヶ国を入れて約25ヶ国飛行機

もちろん全ての国に素晴らしいところがあり、どこの国も好きでしたが、

特に好きだったのは、北欧以外では、ギリシャ、クロアチア、ポルトガル、そしてチェコです。


北欧の洗練された街並みや雄大な自然も大大大好きニコニコですが、

東欧の美しい中世ヨーロッパの街並みにも強く心惹かれますキラキラ


チェコへ行ったきっかけは・・・


スペイン・ポルトガルを一人旅していた時、同じように旅をしている日本人の人たち数人と出会い、

その中の何人かが「プラハがとにかくよかったビックリマーク」と言っていたのがとても印象的だったからです。

その旅の帰りの飛行機の中で「次は絶対プラハへ行こう」と決めていましたアップ


そして実際に行ってみたプラハは、本当に素晴らしく美しい街でした・・・・・


アルバムの整理をしてみたら、パノラマで撮った写真がたくさんありました。

プラハはパノラマで撮りたくなるような景色がたくさんあるのですニコニコ



↓ オレンジ色の屋根の建物が続く美しい街並み。中央に見えるのはプラハ城です。


 

↓ モルダウ川が街の真ん中を流れています。

  チェコの作曲家スメタナの「モルダウ」はモルダウ川の流れを音楽で表した名曲ですよね音譜



↓ モルダウ川に架かるプラハで一番古い歴史を持つ美しい石橋、カレル橋。





プラハは20世紀の大戦の戦火を逃れて、文字通り中世そのままの街並みを今に残していて、

世界遺産にも指定されています。

プラハの街を歩いていると本当に自分が中世の街に入り込んでしまったかのような、

不思議な気持ちになりました。


しかし、プラハは美しいだけの街ではなく、その影には他国に侵略し続けられた悲しい歴史があります。


1968年の春、チェコスロバキアで興った民主化・改革の運動を「プラハの春」といいますが、

8月20日、ソ連軍率いるワルシャワ条約機構軍が侵攻し、チェコスロバキア全土を占領下に置き、

プラハの春は終焉しました。


それから約20年、1989年のビロード革命によってやっと民主化が実現されました。

(革命以後、政権を異にしたチェコとスロバキアは93年に分離・独立を果たし、

プラハはチェコ共和国の首都になりました。)



↓  こちらは「プラハの春」当時、チェコスロバキア日本大使館勤務だった著者の体験談に基づく

  小説です。歴史的背景もよく書かれており、恋愛小説としても素晴らしいお薦めの本です。

プラハの春〈上〉 (集英社文庫)/春江 一也

プラハの春〈下〉 (集英社文庫)/春江 一也




↓ 大好きなチェコ映画ですニコニコ


コーリャ 愛のプラハ/ズディニェク・スヴィエラーク





チェコではプラハ以外にも数箇所訪れた場所があるので、

また後日写真などと一緒に記事をUPしたいと思いますニコニコ