シンガポール人女性、日本に1ミリオンシンガポールドルを寄付 | シンガポールから本当のことだけを伝えたい

シンガポール人女性、日本に1ミリオンシンガポールドルを寄付

日本の皆様

原発に関して様々な情報が飛び交い、ご心配の事とおもいますが、
正しい情報の収集に心がけ、パニックにならないようにしてください。

日本に住んでいない私が言っても説得力がまるで無いので、こちらの
表参道ではたらく社長さんのブログ「元気な僕らに今できること」 を是非読んで下さい。



さて、タイトルの話題です。

本日の当地の新聞記事によりますとシンガポールの24才の女性が昨日
1ミリオンシンガポールドル(現在の日本円で約、6,300万円を日本大使館を通して
日本赤十字に寄付しました。

彼女のお父さんは日本の発電所に石炭を供給している会社の会長さんだそうです。
但し、お父さんのよると、この寄付金は彼女自身のお金だそうです。

日本に地震が起こった事を知った時に直ぐに寄付を思いついたそうですが、
日本人会が日本赤十字との連携ができていなかった為、月曜日に大使館に電話をして、
今回の寄付となったという事です。

円高が進む日本では6,300万(それでも個人の寄付の額としてはすごいですが)となってしまいますが、
シンガポールでの価値は1億円といったところ。
それを24歳の女性が、寄付してしまうシンガポール。すごいです。

シンガポールの日本赤十字では募金をはじめた二日間でS$23万5千ドルの募金が集まっているそうです。



ちなみにシンガポールでは、正規の機関に募金や寄付をした場合、寄付控除の措置がとられますが
(しかも、ダブルカウント、つまり寄付金額の2倍の控除を受ける事ができます。)
今回のように海外への寄付は控除対象外とIRAS(シンガポールの国税庁のようなもの)のホームページにでていました。

何故国内の募金は控除対象で国外はだめなのでしょう?


被災地への十分な援助と
一日も早い日本の経済の復興をお祈りいたします。