今、話題の脳科学。
最近の脳研究の進歩は素晴らしく、脳のどこが働くと、手がどのように動くかが、詳しくわかるようになってきており、さらに脳を働かせないと、どうなるかもわかってきたそうです。
大脳生理学の権威として知られる久保田 競さんと「脳科学おばあちゃん」で知られる久保田 カヨ子さんご夫婦の本には、人としての行動の仕方、とくに赤ちゃんの脳の鍛え方は、手を使うことが重要であるとされています。
この本を参考にして、脳を育てる育脳おもちゃを作ってみました。「小箱の一弦ギター」です。家にある空き箱に輪ゴムをかけて、簡単に作れるものです。このおもちゃは、指先で輪ゴムをはじくことで音を出します。指先についても爪側で外にはじくのと、指紋側で内にはじく2通りあります。箱もマッチ箱を利用する場合は、内箱と外箱での違いを比べることができます。
またティッシュの空き箱など少し大きな物を使うと音の変化も楽しめると思います。
このように指先で輪ゴムをはじいて繰り返し手を使うことで、脳が発達し、手先も器用になり、集中力も高まります。
逆に手を使わなくなるとどうなるか…使わないと神経細胞は働かなくなってしまうそうです。
育脳おもちゃはまだこのギターが一つ目ですが、これからさらに脳科学にもとづいたおもちゃを作っていきたいと思います。
託児利用のお子様と一緒に繰り返し使っていこうと思いますので、興味を持ってくださった方、2丁目石井歯科医院でお待ちしております!
保育士 近藤